コンニャクは体の砂はらい

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コンニャクは体の砂はらい

「コンニャクは体の砂はらい」ということわざがあります。
昔は、月のうちに日を定め、「砂はらい」とか「砂おろし」といって、コンニャクを食べる習慣がありました。
人間はニワトリではありませんから、腹の中に、砂などたまる筈はありませんが、この場合の“砂”は、通じのとどこおりや、宿便のことを指していたようです。

つまり、昔からコンニャクには、お腹の中をクリーンにする整腸作用のあることが知られていたのです。

コンニャクが必要なのは、昔の人より現代人。
今の日本人は、常に食後状態で満腹しているのではないでしょうか。
その結果、生活習慣病が増加の一途をたどっています。

今夜は、コンニャク料理にしてみませんか。
コンニャクの95%以上は水ですから、少々食べ過ぎても、太る気づかいはありません。
しかも、食物繊維がたっぷりなのです。

コンニャクの食物繊維は、水溶性のグルコマンナンで、消化されずに腸に達し、腸内の有害物質や老廃物などを吸収して、体の外に排出してしまうのです。

グルコマンナンには、血糖値を抑えたり、コレステロールを低減させるなどの働きもありますから、生活習慣病の予防には、理想的です。
「コンニャクの底力ここにあり」という感じ。
コンニャクを茹でて、胡麻味噌やユズ味噌などをつけて食べるのが簡単。
おでんにするのもよいでしょう。
「長寿食365日 より」

元気でイキイキと年を重ねるために!
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