主食は最後に食べるのが正解

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主食は最後に食べるのが正解

 

主食に含まれる糖質は、脳の栄養源としても使われるほか、身体を動かすエネルギーとして、重要な役割を担っています。

 

血糖値が急激に上昇すると、感情のコントロールがうまくできなくなったり、激しい眠気で仕事や勉強のパフォーマンスが落ちてしまいます。

さらには血管がもろくなって、脳梗塞などの死にかかわる病気のリスクも大きくなります。

血糖値の急激上昇にはぜひとも気をつけたいところです。

 

 同じ量の糖質を食べていても、食べかたによって血糖値の急上昇を防ぐことができます。

ポイントは、炭水化物や甘いものは、食事の最後に食べることです。

 

 よくいわれるのが、野菜→タンパク質→炭水化物の順番。

野菜を先に食べることで、野菜に含まれる食物繊維が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。

また、タンパク質から先に食べると、栄養の吸収が良くなります。

タンパク質を先に食べておくことで、糖質がほかの栄養素と一緒に吸収され、単独で食べるよりも血糖値の上昇を抑えられます。

 

 さらに、精製されていない主食をおすすめします。

玄米や五穀米などを食べれば、食物繊維とビタミンを一緒に摂取できて、より効果的です。

お米に含まれている食物繊維は、ほかの食物繊維より、血糖の上昇をゆるやかにするのです。

小豆にも食物繊維が豊富なので、意外にもお赤飯も血糖が上がりにくいです。

主食は「白くないもの」を食べるのがポイントですよ。

 

発酵食品は1日1回以上で腸が丈夫になる

 

腸内環境の要になる善玉菌のえさは、オクラやモロヘイヤといったねばねば野菜と発酵食品に多く含まれています。

ヨーグルトや納豆は安価で取り入れやすい食材なので、毎日の食事にプラスして、日常的に食べる習慣をつけてほしいところです。

 

消化器官は、3日使われないと衰えるといわれています。

腸は細胞の入れ替わりが早いので、腸を常に使っていないと腸内環境が乱れてしまいます。

発酵食品を食べて善玉菌を増やし、腸内環境を整えましょう。

 

また、腸には同じ菌に慣れてしまう性質がありますから、偏食があると、腸内環境は改善されません。

ヨーグルト、納豆、みそ、キムチなど、いろいろな発酵食品を順ぐりに食べて、さまざまな種類の菌を取り入れるのも大切です。

 

ほかにも、食物繊維や魚に含まれる脂質には、善玉菌の成長と活動を助ける効果があるので、そちらも積極的に食べましょう!

「栄養で人生は変わる より」

 

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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?

顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。

それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。

 

わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。

動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

 

近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。

虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。

そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。

このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

 

人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12について?

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