疲れたときほど「逆のこと」をするといい

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疲れたときほど「逆のこと」をするといい

 

現代人の健康を妨げている最大の要因は、「○○しすぎる」というかたよった生活スタイルそのものにあるのではないかと考えています。

何かひとつのことに熱中する人は、それと逆のことを“しなさすぎるのです

 

「働きすぎ」の人はもっと休まなくてはいけませんし、「頑張りすぎ」の人は、時には肩の力を抜かなくてはいけません。

逆に休んでばかりの人は働いたり動いたりしなくてはなりません。

 

これは健康法でも同じです。

 

「○○を食べれば健康になれる!」

「○○をマッサージすれば元気になる!」

「○○体操をすれば長生きできる!」

 

おそらく、みなさんのなかにもこういった健康法を試したことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。

 

しかしこれらの多くは、「対症法」でしかありません。

ですから、これを「頑張りすぎ」ると、やはりバランスが崩れてしまいます。

 

なかにはその対症法をやりすぎて、逆に健康被害を起こしてしまうケースさえあります。

 

これまでの私たちには自然とできていたはずのことですが、今では多くの人がどちらか一方にかたよってしまい、その結果、「身体のバランス」が崩れてしまっているのです

それが、本来であれば正常に働くはずのさまざまな機能を低下させ、風邪や病気、そして不健康を招くのです。

 

やはり、「最適なバランス=中庸」が肝心です。

 

こういうと、ものすごく当たり前で、平凡なことを言っているかのように聞こえるかもしれません。

「中庸」というと、まるでいちばん無難な真ん中のところにいる平均的でおもしろくない人のように感じてしまうからです。

 

しかし、たとえば内臓であれば一か所でも悪くなれば、その臓器の機能を補うためにほかの臓器にも負担がかかり、内臓全体の機能が低下してしまいます。

 

この例からもわかるように、私たちの身体は心臓なら心臓、肺なら肺、肝臓なら肝臓が独立して機能しているわけではありません。

血液が全身をめぐって健康を維持しているように、全体が相互に関係しあって成り立っているのです。

 

くり返しますが、本来「最高の健康状態」を維持するように身体の機能はバランスを保っています

 

その貴重な“財産”を私たちはふだんの生活で無理をしたり、ちょっとまちがったことをしたりすることで、失いつつあるのです。

 

しかし、私たちの身体のすごいところは、機能が低下したならば、その機能が再び低下しないように元に戻してあげることができる、という点にあります

 

さらに、正常な状態に戻したあとも、その機能を「強化」することができる、という点にあります。

 

つまり、いつでも私たちは弱った身体を元気にし、ふつうの人以上に健康にすることができるということです。

 

働きすぎたら休む。

頑張りすぎたら肩の力を抜く。

 

ごくごく単純なことですが、まずは一方にかたよっていると感じたら、必ず「逆のこと」をしてバランスをとることからはじめてほしいと思います。

それを意識することができれば、忙しい人でも頑張りすぎる人でも、必ず今よりもずっと健康な身体を手に入れることができるのです。

「免疫力をあなどるな! より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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