ギブ・アンド・テイクを守ろう

f:id:endokoro728:20201025210039j:plain

ギブ・アンド・テイクを守ろう

 

嫁が家に「新しく入ってきた」ことで、「昔からいる」その家族みんながギクシャクするのはよくあるケースだ。

どこの家でもそれなりの秩序ができあがっている。

そこに嫁が入ってくる。

秩序が変化する。

 

それまで楽しかった家庭が、嫁のやり方ですっかりそうではなくなったというケースもあれば、その逆もあるだろう。

いいほうは嫁のやり方に刺激されて、家族が見ちがえるように楽しくなり、生活にも張りが出てくるようなケースだ。

良し悪しはともかく、嫁は、“新しい文化”というと大げさかもしれないが、それまでとはちょっとちがった刺激をその家族に運ぶ存在でもある。

嫁のあら探しをしても「うちの嫁はちっとも気がきかない」とすぐに結論を出すのは早計である。

また、ウチのやり方になれてほしい、楽しく明るく、何でもてきぱきやってほしい、と嫁にいくつものことを課するのもよくない。

 

人と人がいい関係を築く基本はギブ・アンド・テイクの精神であろう。

嫁との関係においても同じだ。

ギブ・アンド・テイクの精神がうまく活用されているなら、その家庭はいい家庭である。

平和と安定がある。

ギブ・アンド・テイクを「あたりまえ」と思うかもしれない。

が、実際はうまくいっていないことが多い。

どちらか一方に偏ってバランスが崩れることがよくある。

とくに親は、うまくやっていこうというメッセージを送りたいので、最初は「ギブ・アンド・ギブ」の精神になりやすい。

 

嫁に意味もなく洋服を買ってやったり、家事を親の側が気をきかしてやってしまったり。

適正距離を忘れている状態だ。

そして、与え続けるうち、親は知らず知らずのうちに傲慢になっている。

そして、ささいなことでトラブルが起きたとき、「あんなにいろいろしてあげているのに、薄情な嫁だ。何も返してくれない」となる。

 

このように、ギブ・アンド・テイクのバランスを崩すのは、親として未熟である。

互いに適正距離をさぐり、バランスよく、ギブ・アンド・テイクの精神を守ることが大切だ。

嫁姑の間が安定していないと、家族全員が苦痛を味わうことになる。

「ほがらかに品よく生きる より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12