基礎代謝量は筋肉の量で変わる

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基礎代謝量は筋肉の量で変わる

 

運動しないと筋肉量が、

年に最大0.8%ずつ減っていく

 

そんなに食べているわけでもないのに、中年になったら急に太り始めたという人、多いですよね。

その最大の原因は、基礎代謝量の低下です。

 

基礎代謝とは、呼吸や体温調節といった生命維持のために使われるエネルギーのこと。

基礎代謝だけで、1日に消費する総エネルギー量の60~70%を占めています。

 

年をとるにつれ成長ホルモンの分泌量は減っていきます。

すると、脂肪が増えて筋肉が減少。

体の中で最もエネルギーを使うのは筋肉ですから、当然、基礎代謝も落ち始めます。

それも、40歳前後から猛スピードで!

基礎代謝が低下しているのに、若いころと同じ量を食べ、運動もしなければ、それこそメタボリック症候群へとまっしぐらです。

 

でも、これは裏返すと、筋肉をつけさえすれば、高齢者でも基礎代謝が増えるということ。

摂取したカロリーが燃えやすい「燃焼体質」を目指しましょう。

 

運動しないと、30歳から骨格筋量が減り始める

 

平均的な成人の場合、全体重の40~50%筋肉が占めています。

大きく分けると、心臓を構成する心筋、その他の内臓や血管の壁などをつくっている平滑筋、そして体を支え動かすための骨格筋(横紋筋)の三種類。

運動によって鍛え、増やすことができるのは、もちろん骨格筋だけです。

 

骨格筋の量は、一般に30歳ぐらいがピーク。

個人差があるものの、その後は年に0.3~0.8%の割合で減っていくと考えられています。

なんの運動もしなければ、80歳までに30~40%低下してしまうのです。

 

最近は、体脂肪だけでなく骨格筋率(体重に骨格筋の重さが占める割合)を量れる体重計も出てきました。

各年代の標準値より低かったら、要注意です。

「15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」

 

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筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1、神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。

どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。

 

また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。

ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸

 

ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。

東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。

 

老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。

ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。

 

ビタミンB12について?

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