スポーツの前後に抗酸化物質を補給

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スポーツの前後に抗酸化物質を補給

 

スポーツのあとは

ビタミン&ファイトケミカルの補給を忘れずに

 

たとえ激しい運動でなくても、体を動かせば、静かに座っているとき以上のフリーラジカル活性酸素が体内で発生しています。

だから、運動する前後に、体を酸化から守ってくれる抗酸化物質をとる習慣をつけましょう。

 

抗酸化物質の代表選手は、植物が自身を守るためにつくりだしたファイトケミカル

ニンジンに豊富に含まれているβカロテン、ホウレンソウのルテイン、トマトのリコピン、ブルーベリーのアントシアニン、みかんのβクリプトキサンチン、リンゴのプロシアニジンなど、さまざまな種類があります。

 

スポーツで渇いた喉は、ぜひ野菜と果物のミックスジュースで潤してください。

食物繊維や、やはり抗酸化力の高いビタミンもたっぶりとることができます。

 

<体内と体外の抗酸化物質が協力して、敵を無害化する>

 

人間の体内には5000種類以上の酵素があり、それぞれが別の仕事をしていると考えられています。

 

そのうち、フリーラジカル活性酸素の除去にかかわっているのが、「スーパーオキシドディスムターゼ」「グルタチオンベルオキシターゼ」「カタラーゼ」などの抗酸化物質。

この3つが協力し合って、老化と病気の元凶となる悪者たちを退治してくれるのです。

さらに、食事で摂取したビタミンやミネラルなどが、体内の酵素がきちんと働くようサポートしています。

 

抗酸化酵素の主成分は、タンパク質のほか、亜鉛、銅、鉄、マンガン、セレニウムという5種類のミネラル。

不足すると十分な量の酵素をつくれなくなるので、栄養が偏らないよう注意しましょう。

「15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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