とにかく、運動を始めよう

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とにかく、運動を始めよう

 

健康診断でメタボリックシンドロームと診断されたら、必ずしなければならないのは「運動」です。

 

メタボリックシンドロームは、それだけで心臓の血管の病気の危険因子となります

検診で、血圧もコレステロールも血糖値もすべて大丈夫だったとしても、メタボリックシンドロームと診断されたらアウトです。

 

問題は、内臓脂肪にあります。

内臓脂肪が原因で血圧が上がったり、インスリン抵抗性により血糖値が上昇し中性脂肪が上がったりするからです。

そのうえ、血液を固める働きが活性化して血液ドロドロになります。

 

ただ、幸運なことに、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落ちやすいといわれています。

普段運動をしていない人ほど、運動することで効果を得られるのです。

 

しかし、習慣的に運動をしている人は40代以上で、たったの3~4割だそうです。

 

「なんだ、みんなやってないじゃないか」などと安心せず、この機会に体を動かす習慣を身につけましょう。

 

内臓脂肪は、CTなどの検査で推定することができますが、コストがかかるという問題があります。

 

そこで、「BMI(Body Mass Index)」という、体重と身長から算出する、肥満度を示す指数があります。

BMI25以上で肥満とされています。

しかし、体重と身長しか考慮しないため、BMIが25以上で、ただ筋肉量が多い人や、BMIが25以下で、メタボリックシンドロームの人が出てしまうという欠点があります。

 

そういうわけで、体脂肪計(体組成系)付き体重計をぜひ買ってください

安いものは、3000円弱で購入できます。

あとは、腹囲もメジャーで測るようにしましょう。

 

まだ間に合います。

今から少しずつでも運動を始めてください。

「『血流』をよくする 最高の習慣 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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