Step3自分の考えを主張したいとき…

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Step3自分の考えを主張したいとき…

 

○成功脳の人は

発言力を高めるため、人間力を磨く

×ざんねん脳の人は

「何を言うか」にこだわる 

 

「上司が時代遅れな考えかたしかできないからタチが悪い。どうしようもないよ」

「同じことを言っているのに、いつも採用されるのはアツイの案ばかり」

 

飲み会や職場の雑談でよく交わされるグチですが、これにも注意が必要です。

 

なぜなら、自分が今いる環境についてグチや不満ばかり言っている人は、要するに「自分は変わりたくない。でも周りには変わってほしい。今の状態をなぜ変えてくれないのか? 自分の言うとおりにしてほしい」と言っているのと同じだからです。

 

周りの環境に変化を要求しているだけで、自分の脳の成長をとめていることが問題です。

理解力が身についている人は、その状況に加えて、自分自身の影響力についても的確に把握しています。

 

 

■脳は言語だけでなく非言語情報も受け取っている

 

先の例で言えば、自分の考えが正しいのに相手がうまく受け取れない、だれが言いうかによって受け止め方が変わるのは公平ではないという不満が現れています。

 

しかし残念ながら、脳というのは論理だけをそのまま受け取ることはありません。

そのため、「何を言うか」だけでなく「だれが言うか」に大きく左右されているのです。

 

情報はその内容だけでなく、必ず「だれが言うか」とセットで伝わります。

不思議なことに普遍的な事実だけを扱う科学の分野でも、1905年に発表された「アインシュタイン相対性理論」のように、必ず「だれが」発見したのかという、発見者と発見対象がセットになります。

さらに「どのような状況で言うか」も問われます。

 

日常的な場面において「だれが、どのような状況で言うか」に左右されるのは、脳が言語情報だけでなく非言語情報も受け取るからです。

 

ある高校野球の監督は、バットの素振りでも本当に150キロの球を打つつもりでやっている生徒と、手を抜いている生徒は一目でわかると言います。

おそらく、本物の150キロの球をイメージして素振りをする生徒は、足の踏み込みや歯のくいしばりかたなどが違うのでしょう。

そうした細部の違いをすべて論理で理解せずとも、経験上、非言語の雰囲気から情報を分析して理解しているのです。

 

ビジネスシーンにおける非言語情報として、何が影響するかといえば、ひとつは確信があるかどうかです。

同じ提案でも、提案する本人が自信をもって提案するのと、とりあえず提案されるものとには、内容以上の差があるのは当然です。

 

脳科学の世界でも同じです。

古今東西、日々さまざまな研究成果が報告されますし、頭のよい人なら、それらの知見も活かしてそれなりの新しい研究成果を上げることも可能でしょう。

しかし、その裏側に当人の苦しみや、必ず人の役に立つという確信がなければ、すぐに廃れるのです。

自分の研究について、つねに自問しています。

 

さらにいえば、日頃の態度からもそうした非言語情報は伝わっています

グチをこぼす自分が周囲からどのように見られているかにも意識が必要です

自分の仕事であるにもかかわらず、環境に対する不満や自分の苦労ばかりをこぼす人は、自主性や責任感がないと判断されてもしかたがありません。

自分の影響力を上げたければ、脳科学的にも日頃から真摯に課題に向き合い、「人間力」を磨くことが重要です。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

自分が周囲からどう見られているかを意識し、

たえず「人間力」を磨く

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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