ブロッコリーは茎まで食べる!
免疫力アップにオススメの食材《ブロッコリー》
ブロッコリーはキャベツを品種改良して生まれた食品。
柔らかい花蕾(先端の房のような部分)だけでなく、茎の部分も栄養価が高く食用にされている。
基本的には茹でで食べるものだが、ブロッコリーの新芽でカイワレ大根のような外観のブロッコリー・スプラウトなら生のまま食べることも可能だ。
◆免疫力アップのポイント
・ファイトケミカルのスルフォラファンを含む
・茎にはビタミンCがたっぷり
ブロッコリーの魅力は、スルフォラファンという成分を豊富に含んでいること。
スルフォラファンはとくに抗酸化作用の強いファイトケミカルで、解毒作用や抗がん作用があることがわかっています。
このスルフォラファンは、ブロッコリーの新芽であるスプラウトにとくに多く含まれています。
その量はなんとブロッコリーの6倍!
なお、ブロッコリーはビタミンCが豊富なことでも知られていますが、これは茎の部分により多く含まれています。
茎の部分は繊維質でやや硬いので、調理の際は茎から先に茹で、あとで花蕾を湯に入れましょう。
ニンニクはとにかく刻め!
免疫力アップにオススメの食材《ニンニク》
強い香りとスタミナ増強の効果で知られるニンニク。
その香りを活かし、細かく刻んだりすりおろしたりして風味付けやトッピングとして使われることが多い。
また、ニンニクといえば一般的に球根の部分を指すが、茎の部分であるニンニクの芽や葉ニンニクなども親しまれている。
刺激物なのでとりすぎには注意が必要。
◆免疫力アップのポイント
・ファイトケミカルのアリインを含む
・切ったり刻んだりするとアリインがアリシンに変化
・アリシンは抗菌・抗がん・スタミナ増強などの効果
ニンニクはファイトケミカルのアイリンを含んでいますが、このアイリンはアリシンに変化することで抗菌・抗がん・スタミナ増強などの効果を発揮します。
アイリンがアリシンに変化するのは、ニンニクを切ったり刻んだりすりおろしたりしたとき。
細かくすればするほど、アリシンへ変化しやすくなります。
ニンニクはできるだけ細かく刻むのがいい、といえるでしょう。
なお、アリシンは高温で加熱すると一気に揮発して消えてしまいます。
ニンニクを加熱料理に用いる場合は、弱火でじっくり炒め、アリシンを丁寧に油に溶け出させるのが大事です。
「免疫力の話 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
ビタミンB12について?
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