<第3章>内臓脂肪を減らすには“サバ缶と納豆”
<第3章>内臓脂肪を減らすには“サバ缶と納豆”
《DHAとEPAはサバ缶1つでOK》
内臓脂肪を減らすために積極的に活用してほしいのが「サバ缶」と「納豆」です。
サバにはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸の一種が多く含まれており、6週間とり続けると内臓脂肪が減少することがわかっています。
どちらも青魚に含まれているのですが、体内では合成できないので食べ物から摂取する必要があります。
なかでもサバ缶をおすすめするポイントは、1缶でDHAとEPAの1日の摂取目安量(両方あわせて約2000mg)をほぼ摂取できること。
どこでも入手でき手軽に食べられることや、酸化していないDHA、EPAがとれることも魅力的です。
また、納豆は健康効果の宝庫といわれるだけあって、内臓脂肪が気になる人にとってほして栄養素もたくさん含まれています。
特に、納豆のねばねば成分である「ナットウキナーゼ」は血液の凝固を防ぎ、血管がつまる原因となる血栓を溶かす働きがあります。
血栓は深夜から早朝にかけて生じやすいので、夕方以降に食べるとその効果がさらに高まるでしょう。
さらに納豆の原料である大豆には、豊富な食物繊維や植物性たんぱく質が含まれており、糖の分解や吸収を緩やかにします。
サバの良質な脂が内臓脂肪に効く!
DHA
ドコサヘキサエン酸
EPA同様、体内では合成できない必須脂肪酸のひとつです。
脳神経の情報伝達を促す働きがあり、脳の活性化への効果が期待されています。
EPA
エイコサペンタエン酸
体内では合成できない必須脂肪酸のひとつで、サバなどの青魚に多く含まれます。
血管や血液の健康を維持し、中性脂肪を下げる働きがあります。
◆サバ缶が便利!
・EPAとDHAを合わせて1日の摂取目安の約2000mgがとれる。
・どこでも入手しやすい
・調理済みで手軽に食べられる
納豆のすごい効果!
納豆の材料となる大豆は植物性たんぱく質が豊富です。
また、大豆の成分には糖の分解や吸収を緩やかにする効果や脂肪代謝を促す効果もあり、肥満を防止してくれます。
・夜に食べるのがベスト!
・卵をプラスする!
成分:植物性たんぱく質
働き・効果:体の細胞の材料となる
成分:食物繊維
働き・効果:糖の分解や吸収を緩やかにする
成分:大豆サポニン
働き・効果:脂肪の代謝を促す
成分:大豆オリゴ糖
働き・効果:腸内環境を整える
成分:大豆イソフラボン
働き・効果:高い抗酸化作用がある
「内臓脂肪の話 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
ビタミンB12について?
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