第1章 食後の眠気は糖質が原因!?
眠気の原因は低血糖かも
ランチタイムに同僚とたっぷりの食事を食べてしまい、午後の大事な会議で眠くなってしまうという経験をしたことがある方も多いと思います。
これは、昼食に糖質をたっぷり摂って上昇した血糖値が、その反動で急激に下がって低血糖状態になってしまったことが原因かもしれません。
食事をすると血中のブドウ糖が増えて血糖値が上がりますが、それを下げるためにすい臓からインスリンという物質が分泌されます。
これが血中のブドウ糖を減らすことで、脳へ回っていたブドウ糖が急激に減り、一時的に眠くなってしまうのです。
しっかり睡眠を取っているのに、いつも昼食後に眠くなってしまう場合は、糖質の摂り過ぎが原因かもしれません。
そういった方は、昼食は糖質を抑えたメニューを選び、しっかりとよく噛んでゆっくり食べるようにしてみてください。
改善する可能性は大いにあるはずです。
どうしても職場の近くにある外食のお店は糖質たっぷりのものばかりという場合は、コンビニを利用するのがオススメ。
ここならタンパク質たっぷりのサラダチキンや低糖質な具が多くお腹が一杯になるおでんなど、健康的な食事が望めます。
ぜひ活用するといいでしょう。
血糖値が上がるとインスリンが分泌される
糖質を摂ると血中のブドウ糖が増える(血糖値が上がる)
↓
すい臓からインスリンが分泌され余分なブドウ糖を細胞内に取り込む
↓
ブドウ糖が筋肉や脂肪燃焼へ運ばれ、血糖値が正常に
糖質を摂り過ぎると眠くなってしまう
・糖質を摂り過ぎて血糖値が急上昇
・摂り過ぎた糖質に反応してたくさんのインスリンが分泌される
・インスリンの分泌が過剰に続き血糖値が下がり過ぎてしまう
↓
眠い
「糖質の話 より」
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イタリアで、子供に完全菜食を強いる親に対し、禁固刑の罰則を与えるという変わった法案が議会に提出されました。
肉や魚を食べない人を菜食主義者の「ベジタリアン」と呼ぶのに対し、肉や魚だけでなく、卵、バター、はちみつなど、動物搾取による製品も食さない人を完全菜食主義者の「ビーガン」と呼んでいます。
つまり、イタリアでは、子供に肉、魚、卵などを与えないビーガンの親は、法律で罰せられるべきという議論が持ち上がっているのです。
イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。
このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。
幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。
お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。
それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。
ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。
動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。
これだけは必ずしっかり毎日の食事に加えるようにしましょう。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。
そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。
ビタミンB12について?