第5章 五感を使ってリフレッシュする

第5章 五感を使ってリフレッシュする

 

誰でも自分なりのリフレッシュ法をひとつやふたつ持っているものです。

 

気分がむしゃくしゃしたときは大好きなスイーツを思いっきり食べる。

マッサージへ行く。

自然がきれいなところへ行って散歩する。

激しい音楽を聴くなど、それぞれにフィットするリフレッシュ法があるはずです。

 

もちろん、それはいいのですが、ここでは少し視点を変えて「違う五感を使う方法」を取り上げてみましょう。

 

スイーツを食べる人は味覚を使っていますし、マッサージは触覚です。

音楽は聴覚ですし、自然に触れるのは触覚もありつつ、視覚の効果も大きいでしょう。

 

そんなふうに考えてみると、案外活用されていないのが嗅覚です。

 

アロマやお香が好きな人はすでに活用しているでしょうが、あまり嗅覚を活用していない人は、意識して香りをリフレッシュに使ってみるのもおすすめです。

 

心地よい香りを嗅ぐと、気持ちが安らいで、副交感神経が高まります。

脳からアルファ波が出て、心身ともにリラックスできます。

 

香りの話をすると「どんな香りがいいですか」とよく聞かれるのですが、まず大事なのは自分のお気に入りの香りであること。

あなた自身が「心地いいな」「この匂いが好きだな」と感じるものであれば効果はあります

 

強いていえば、冷え性など血流が悪い人には柑橘系の香りがおすすめです。

 

近年はルームディフューザーアロマキャンドル、おしゃれなお香セットなどが安価で手に入るので、ぜひ活用してみてください。

スプレーボトルなどに入れて持ち歩くこともできるので、どこでも香りでリフレッシュできます。

 

また、香りは「記憶」と強く結びついていて、心地よい記憶を呼び覚ましてくれる香りを嗅ぐと、そのときのことが蘇り、心穏やかになる効果も証明されています。

「はじめる習慣 より」

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ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。

ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。

完全になくすということはできません。

避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。

 

カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。

ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。

オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。

 

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/