第6章 「どうでもいいこと」は捨てていく

第6章 「どうでもいいこと」は捨てていく

 

年齢を重ねるのは誰にとってもストレスです

 

若い頃に比べていろいろなところにガタがきたり、体調を崩す機会も増えてくる。

体力や気力が衰えたり、新しいことがなかなか覚えられないなど不便も多いでしょう。

 

それは純然たる事実です。

私たちは着実に死に向かっていて、それだけは誰でも平等に訪れます。

 

ここでお伝えしたいのは「年齢を重ねるごとに、どうでもいいことはどんどん捨てていく」です。

誰にでも死は着実に訪れると同時に、どんな人にとっても今が一番若い。

ここでの重要なキーフレーズです。

 

何かをはじめるにしても、何かを終わりにするにしても今が好機です。

 

それは40歳でも、50歳でも、60歳でも、70歳でも、80歳でも同じです。

 

たとえば今、会社で仕事をしていて「あの人は上司に認められているけれど、自分は認められていない」と感じているとします。

 

そこでぜひ考えてみてほしいのです。

 

「上司に認められること」はあなたの人生において本当に大事なことですか。

 

仮にあなたが50歳だとして、60歳になった「未来のあなた」は今のあなたにどんなアドバイスを送るでしょうか。

 

じつは年齢に応じて「大事なこと」「どうでもいいこと」は変わります

 

しかし、私たちにはその変化をあらためて考える機会がほとんどないので、何が大事なのかについて認識がアップデートされていません。

 

ぜひ、この機会に「本当に大事なこと」と「どうでもいいこと」を切り分けて考えてみてください。

案外「どうでもいいこと」に時間や労力を割き、「どうでもいいこと」に悩んでいるかもしれません。

アップデートが必要な時期です。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/