手を使うことではなく、走ることが人間の脳を発達させた?

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手を使うことではなく、走ることが人間の脳を発達させた?

私たち人間の祖先が二本歩行するようになったのは、今から5百万年ほど前と考えられています。
その後、アフリカ原人の脳が飛躍的に大きくなり始めたのは約2百万年ほど前からです。
このころから道具を使いこなせるようになったために、手からの情報が脳に送られ、脳を発達させたのだろうと考えられてきました。

しかし、ごく最近になって新しい仮説が出てきました。
それは、人間の脳が飛躍的に発達したのは、道具を使うようになったためではなくて、走るようになったからではないかという説です。

手を使うと脳が発達するといわれてきましたが、手を使ったときに働く脳の領域は運動野や運動前野で、
考えて手を使っても前頭前野の四十六野が働く程度でした。
つまり、手を使うということは、原人の脳をそれほど飛躍的に発達させる原因にはならなかったと思われます。

では、いったい何が私たちの祖先の脳を大きく発達させたのでしょうか? 
そこで、注目されたのが「持久走」です。
実際、脳が大きく発達し始めた2百万年ほど前の原人の骨格を調べてみると、ちょうど同じ時期に走るための筋肉がついている骨が大きく発達していることがわかりました。
特に、お尻の大臀筋のつくところが発達しています。
と同時に、腕が短くなっています。

これは何を意味するのでしょうか? 
ちょうど2百万年ほど前から、それまで植物を食べていた原人が動物の肉を食べるようになっていますから、
私たちの祖先は食料を確保するために走るようになったのでしょう。
他人と競争したり、速く走れるほかの動物が仕留めた獲物を横取りするために走らなければなりません。
同時に、さまざまな高度なことを考え、判断しなけれはいけなくなったために、脳が飛躍的に発達したのではないかというのが最も新しい仮説です。
「脳ボケはNO!脳を悦ばせて生涯現役 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。このシナプスは、年をとっても増加し、
より成熟した結合が進行するとされています。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働き、細胞の再生・修復、神経線維の修復、神経伝達物質の合成、免疫の正常作用などさまざまな働きがあります。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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