食物のもつ「抗酸化作用」で老化を撃退!

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食物のもつ「抗酸化作用」で老化を撃退!

アンチエイジング効果があるとして話題の抗酸化作用。
活性酸素の抑制や細胞修復など、体内から老化を防ぎます。

◆ 老化を体内から防止する抗酸化作用の働き

活性酸素とは、酸素が体内で食べ物をエネルギーに変化させるときに発生するものです。
過剰に発生すると、体内の酸素や細胞膜をサビつかせます。
酸化力が非常に高い活性酸素は、体内の血管などを酸化させ、がんや動脈硬化生活習慣病など、さまざまな病気の原因になると考えられています。

この活性酸素を消去してくれる成分が抗酸化物質です。
元来、人間が体内にもっているといわれる抗酸化作用で、それが年齢とともに減少し、老化の原因のひとつになるともいわれています。

◆ 抗酸化パワーのある食品を多種類組み合わせて摂取

活性酸素を消去するのは、スカベンジャー(掃除屋)と呼ばれる抗酸化物質です。
特に、細胞膜で働くビタミンE、β-カロテンと体液中にあるビタミンCは“抗酸化ビタミン”と呼ばれており、積極的に摂取すれば抗酸化作用に効果があるといわれています。

ほかに、ビタミン様物質のユビキノンやほとんどのフィトケミカルにも抗酸化作用があることがわかっており、1種類の成分を集中的に摂取するより、さまざまな食品を組み合わせてとるほうが効果的です。

生活習慣や環境も、活性酸素発生の原因になります。
ストレスや喫煙、汚染された空気も活性酸素を増やす要因になります。
日々の生活で増える活性酸素には、毎日の食事や生活習慣から改善していくのが近道です。

※ ビタミン様作用物質って何?
ビタミンと同様、体内に微量に存在する有機化合物で、体の機能を維持するさまざまな働きがあります。
ビタミンと違うのは、体内でも合成できたり、欠乏症が知られていなかったりするという点です。
現在の日本人の食生活では、ビタミンが潜在的に不足していると見られています。
たとえ欠乏症が認められていなくても、こうした生理活性成分(機能性成分)をしっかりとると、健康維持に役立つと考えられて、注目を集めるようになりました。
代表的な成分には、細胞膜の成分になるイノシトール、抗酸化作用のあるコエンザイムQ(ユビキノン)やリボ酸、ビタミンCの働きを助けるビタミンP(フラボノイド)などがあります。

◆ 食生活でアンチエイジング

緑黄色野菜をはじめとする抗酸化作用のある食材は、特定のものを食べ続けるより多種類を組み合わせるほうが効果も高いといわれています。

活性酸素に効くスカベンジャー(掃除屋)≫

<抗酸化ビタミン>
・ビタミンC……柿、オレンジ、赤ピーマン
・ビタミンE……かぼちゃ、サケ、アーモンド
・β-カロテン……にんじん、トマト、ほうれん草

フィトケミカル
・カロテノイド類……赤ピーマン、すいか、ブロッコリー
ポリフェノール類……ブルーベリー、ワイン、チョコレート
・テルペン類……グレープフルーツ、レモン、オレンジ
β-グルカン……ぶなしめじ、エリンギ、しいたけ
・イオウ化合物……キャベツ、玉ねぎ、にんにく

≪生活習慣で活性酸素は増える≫

 ストレス
胃腸を刺激するストレスは長期間継続しないよう気分転換が必要

喫煙
活性酸素は喫煙で大量に発生。
抗ストレス作用のあるビタミンCも壊す

暴飲暴食
食べた量だけエネルギーにしようとたくさんの酸素を使用してしまう。
アルコールの大量摂取も発生原因に

紫外線
長時間紫外線を浴びて、日焼けなどをすると活性酸素を発生させる

排出ガスなどの大気汚染
工場のそばや交通量の多い道路沿いなど、空気の悪い住環境でも発生
「あたらしい栄養学 より」

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筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
筋肉や神経を動かすエネルギーをつくるのがB1、神経伝達物質の生成にはたらくのがB6、そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸たんぱく質などを合成したり、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなります。 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳・神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、胃の内因子(胃から分泌されるたんぱく質の一種)と結びつくことにより吸収されますが、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために 大量のビタミンB12を補給する必要があります。
高齢者で吸収が悪くなっている人も同様です。
ビタミンB12は動物性食品にしか含まれていないので、菜食主義の人も欠乏症が心配です。

ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html