メントレ(心的訓練、イメージ、視覚化)は幅広く応用できる

イメージ 1
メントレ(心的訓練、イメージ、視覚化)は幅広く応用できる
 
視覚化を活用すれば、スポーツや芸術などの技術を迅速に、より効率的に習得できるはずです。
たとえば、ゴルフ、サッカー、野球、水泳のターンにおける特定の技術を視覚化すれば、実際に身体を動かす練習を減らせます。
そうなれば、無理な身体的トレーニングによるケガも減ります。
このように、メントレのスポーツ訓練への応用は幅広いです。
 
それ以上に大切なことは、実際に身体各部を動かさなくとも、動きをイメージするだけで運動野が拡大することが科学的に証明されたことです。
 
ここで脳科学から一歩離れてみましょう。
じつは、メントレはかなり以前から誰でもやっていることなのです。
たとえば、会社の企画会議でのプレゼンテーションする人や、公の場で発言する人などは、実際の場面を想定して事前に頭の中でかならずリハーサルします。
 
ですが、これまでに、きちんとした科学的データがなかったので、メンドレの効果を評価できなかっただけなのです。
生きている人の脳を画像化できるようになったのは、PETやMRIが実用化された1980年代以降のことです。
メントレによって脳地図が書き換わること、すなわち、想像するだけで脳が変わることはパスカルレオンの研究成果が1995年に発表されてはじめて科学的に証明されたのです。
「よみがえる脳 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
≪ビタミンB12なぜ体にいいのか?≫
 
ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
 
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめのサプリメントといえます。
 
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

どのビタミンが不足しても神経は正常には働いてくれません。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。

脳の萎縮を防止するためには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行なわれなければなりません。
ビタミンB12は、この蛋白合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12について