ボケにくい人
多くの疫学的調査で認知症と関係の深い因子(原因となる要素)が追求されていますが、人の「性格」というものもある種の役割を果たしていることは確かです。
認知症になりにくいであろう性格をリストアップしてみましょう。
基本的に、常に好奇心を持ち、マンネリを嫌い、こまめに頭や身体を動かしながら積極的に人生を楽しむ人であれば、認知症になることは少ないでしょう。
① 社交的で考え方が柔軟であり(融通が利く)、いつも朗らかで明るい人
② 他者の心を思いやり、周囲に細かい気配りをする人
③ 何でもおっくうがらずに、こまめに身体を動かす人
④ 積極的で、いつも新しいことにチャレンジする好奇心と意欲のある人
⑤ つねに夢を持ち、その実現を目指す人
⑥ 仕事や子育て以外に趣味や生き甲斐を持ち、積極的に人生をエンジョイする人
⑦ おおらかで大声で笑い、ストレスを発散できる人
⑧ ファッションに興味を持ち、身だしなみやおしゃれに気を遣う人
⑨ おしゃべり上手で、友達の多い人
⑩ 機知に富み、ユーモアのある人
⑪ 負けず嫌いの人
⑫ 頭の切り替えがうまく、よく学び、よく働き、よく遊ぶ人
⑬ ボランティア活動などに進んで参加する人
⑭ テキパキとした外出好きの人
⑮ 異性への関心を失わない人
ささいなことでもよいのです。
認知症を予防するのに、特に大仰(おおぎょう)なことは必要ありません。
日常生活に、気配りや他者への配慮、趣味といった習慣を織り込むことがボケの防止につながります。
「ボケる人、ボケない人の生活習慣 より」
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筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。
脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
また、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
ビタミンB12について