脳の疲れは、からだで癒す

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脳の疲れは、からだで癒す
 
世の中の人が毎日多かれ少なかれ疲れを感じている原因のひとつに、仕事や勉強のしすぎで、頭中心の生活になっていることが挙げられます。
 
頭ばかりを使っていると、脳もからだ全体も緊張状態が続くことになります。
また、頭に血液が集中するから、からだの血液循環が低下しはじめます。
からだの血流が悪くなると、からだは冷えてしまい、それによって疲れやすくなります。
 
もちろん、仕事や勉強などでは頭を使わなくてはいけないし、ある意味、脳とからだが緊張状態にあることがいいパフォーマンスを引き出してくれることもあります。
 
でも、それ以外の場では、全身がリラックスした状態であることが必要不可欠です。
仕事の悩みを家にまでもち帰るのはやめて、家では好きなものに囲まれて全身の緊張をほぐしましょう。
まさに適度な緊張感とリラックスした状態のメリハリが大事なのです。
 
また、頭で考えすぎてしまうと、からだ本来の欲求に気づかなくなってしまいます。
 
からだに現れる症状を「病気」ととらえず、からだからの「信号」ととらえられるかどうかです。
からだの欲求をきちんと観察できること、理解できることが大切なのです。
 
疲れの原因はからだの「サビ」や「ゴミ」ですが、そもそもからだには不要な老廃物などを体外へ捨てようとする働きがあります。
 
つまり、日々の排尿も排便も、汗も、フケや目ヤニも、全部、いらないものを捨てて体内の環境をきれいに保ちイキイキとした人生を送ろうと、からだががんばってくれた結果なのです。
 
★からだの要求にしたがえば、不思議なほどラクになる
 
だから、その働きを十分に発揮できる生活をするのが理想的です。
近ごろ忙しくてからだにかまっていられなかった!というときこそ、からだのゴミ捨てを促進するメンテナンスをしましょう。
「疲れたな」と思ったらからだを温めて、からだが「気持ちいい」と感じられる環境を整えてあげましょう。
緊張がほぐれたからだで深い呼吸ができれば、血の巡りもよくなります。
そうすれば、体内のそうじがよりスムーズに行なわれ、からだ本来の力を取り戻すことができます。
 
頭でばかり考えないで、余裕をもって自分のからだの状態を見極める。
からだの要求にしたがって生活すれば、自然と疲れにくいからだになっていきます。
「『疲れないからだ』のつくり方 より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について