「うつ」を解消する方法

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「うつ」を解消する方法
 
人が「うつ」へ向かうとき、からだはどうなっているのでしょうか。
 
たいてい、肩甲骨も骨盤も閉まる方向にサビついていて、まったく開けない。
 
ほとんどのエネルギーが骨盤や肩甲骨が閉まっていくために消費され、全身を支える重要な筋肉がカチカチに縮んでいます。
 
こんなふうに閉まり切った状態でサビついていると、栄養を摂取してもきちんと吸収されずに垂れ流しになり、基礎代謝は異常に高く、非常に燃費が悪くて、呼吸数も脈拍数も多くなります。
だから常にスプラッター映画の主人公みたいな、緊迫した状況になっていて、生理的な危機に瀕しているのです。
そして、余計にエネルギーを温存しようとして逆に疲れやすくなったり、栄養を摂取しようと食べすぎたりするのです。
 
結局、生命活動にゆとりがない状態になると、思考がどんどんネガティブなほうに傾き、悲壮感や絶望感を常に抱きつづけることになります。
 
それを解消するためには、「疲れやすくて、横着で、動かなくなって、それでもなお、食べすぎる……」というサイクルから脱却する必要があります。
 
そこで、自分の欲望を満たすものを自分の手でつくり出すことをしてみましょう。
たとえば、買ってきたものを食べるのではなく自炊するとか、ケーキをやいてみるとかです。
 
そうすると、自分が欲しくてつくったのだけど、余ったからまわりの人にあげてみた。
そうしたら喜ばれた、っていうようにコミュニケーションが生まれるわけです。
人が喜んでくれると、「またつくりたい」という動機になります。
結果、孤立した状態から抜け出して少し社会とつながります。
 
つまり、売っているものですませないで、何かを自分の手でつくり出して他人とつながることができれば、うつも徐々に解消されていくのです。
 
★考えるより手足を動かそう
 
それから、うつの状態になったら、「考えるより手足を動かせ」ということもいえます。
 
人間の脳というのはすごく不思議で、たとえば、散歩をしているときとか寝起きとか、自分ではまったく意識していない瞬間に突然アイデアがひらめくことがあります。
 
自分が抱えているいろいろな課題やテーマ、問題も、さんざん考えたあとは、いったん手放してみるといいのです。
すると、脳が勝手に結論をまとめて出してくれます。
こんな不思議で有効なしくみを、もっと使ったほうがいいと思います。
脳のこのシステムは、ネガティブさのまったくないしくみなのです。
 
でも逆に、人が物事を考えるときは、だいたい言葉を使って自分の意識できるスピードで、頭の中で堂々巡りになっていることが多いのです。
そんな状態だと、どんなに時間をかけて考えても、ポジティブな方向に結果が出ない確率がものすごく高いのです。
 
だから、問題を解決したいなら、考えたあとは、思い悩む時間を意識的に生活の中から消去していったほうが、ポジティブになれるし、いい答えも生まれます。
 
思い悩む時間があるなら、ちょっと歩くとか、家事をするとか、あるいはもう寝ちゃうとか・・・・・・。
頭よりからだのほうを使って何かしたほうが、よっぽどすっきりできるはずです。
「『疲れないからだ』のつくり方 より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
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