入浴は血管のメンテナンスに有効 お風呂での事故には注意

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入浴は血管のメンテナンスに有効 お風呂での事故には注意
 
入浴は血流をよくして細胞中の疲労物質の代謝を促すほか、体を清潔に保ち気分をリラックスさせます。
また、夜間の血圧を低下させる作用があり、脳梗塞など血管疾患の予防に効果があるとされています。
湯船に浸かる習慣のある日本人は、血管ケアに入浴を十分に生かしたいものです。
 
入り方には、いくつかのコツがあります。
 
お湯は3941度くらいのぬるめにしましょう。
あまり熱過ぎると、血圧が上昇してしまいます。
 
そして、足先からゆっくりと入り、徐々にお湯に浸かっていきます。
このようにすると血行がじわっとよくなり、筋肉の緊張も和らぎます。
ぬるめのお湯が副交感神経を刺激してくれるからです。
 
気持ちよくお湯に浸かったらふくらはぎ体操を行いましょう。
1日の疲れが取れるとともに、ふくらはぎが健康になります。
このときに、足首からひざにかけて、ふくらはぎマッサージをするのもおすすめです。
 
 入浴には注意すべき点もあります。
長い時間お湯に浸かっていると、最初は血圧が上昇しますが、その後、血管が開いて下がり始めます。
血圧が下がると血流が緩くなり、血管が詰まりやすくなるのです。
入浴中に脳梗塞の発作が起きやすいのはこのためです。
40度くらいの湯に10分間が目安です。
 
 また、低血圧状態で気分が悪くなったり、急に立ち上がって転倒するなどの事故も起きやすくなります。
入浴前には水分を十分にとって、脱水状態にならないようにすることも大切です。
 
■ふくらはぎ体操
①床にひざを伸ばして座り、上半身をやや後ろに倒し、両手で支えます。
②つま先を伸ばして、足のすね側を伸ばします。
③次につま先を体のほうに引き寄せ、ふくらはぎを伸ばします。
②③の動作を2分間繰り返します。
※入浴時だけでなく、このエクササイズを、朝・昼・夜、各2分間ずつ行なってください。
立った状態で行うときは、つま先立ち、かかと立ちを繰り返します。
 
ふくらはぎは、下半身にたまった血液やリンパ液を重力に逆らって心臓に戻す、ポンプのような働きをします。
そのため、第2の心臓と呼ばれます。
ふくらはぎを鍛えると、静脈内の血流がスムーズになり、また筋肉内の動脈の血流量が増えます。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえで、もっとも重要なビタミンとされています。
また、老人性認知症患者の脳にはビタミンB12が不足しているという報告もされています。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるためにビタミンB12に注目していただきたいと思います。