NO力アップ「賢い入浴法」

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NO力アップ「賢い入浴法」
 
冷え性の改善」によいといわれるものは、ほとんどが血管を拡張させるので「NO力」アップにも効果的です。
たとえば「ショウガ」や「とうがらし」、「適量のアルコール」など体を温めるものは「NO」の分泌を促します。
 
「半身浴」もそうです。
ただ、高齢の方や血圧が高めの方は注意が必要で、血管に負担がかからない入浴法を心がけましょう。
42~43度の熱めの湯につかった場合、末梢血管が収縮して血圧が上昇する「驚愕反応」が引き金となって脳卒中心筋梗塞を発症することがあります。
 
また、ぬるめでも長湯しすぎると、血管の過度な拡張と発汗による脱水によって収縮期血圧(上の血圧)が下がり、脳への血流が減少して意識を失うこともあります。
 
38度ほどのぬるめの湯に、みぞおちの下あたりまでつかり、10~15分程度入浴するのがおすすめ
湯につかりながら両足首を曲げ伸ばしすれば「NO力」倍増です。
 
とくに冬場は、浴室と脱衣所の室温に気をつけてください。
「寒い!」「冷たい!」と感じた瞬間、血管はギュッと収縮。
血圧は急上昇してしまいます。
脱衣所に暖房機を設置したり、お湯を流して洗い場のタイルを温めておく心筋梗塞脳卒中の予防になります。
 
★体を温めると、血管も超健康になる!
 
・ショウガ・トウガラシ
ジンゲロール・ショウガオールやカプサイシンといった
辛み成分が血管を拡張させ、血液循環をよくする
・適量のお酒
ただし、飲み過ぎは厳禁!
 
★血管は温度差に敏感!
お風呂での突然死を防ぐ入浴法!
 
・冬場は脱衣所を温める。
洗い場に湯を流してタイルも温める
・ぬるめのお湯でも15分以内で湯船から出る
・「あ~」と声を出しながら入る
全身の筋肉の緊張がほぐれ、血圧の上昇を防ぐ、
入浴後は水分補給を忘れずに
 
※NO(エヌオー)=「一酸化窒素」
・「血管内皮細胞」から分泌される
・血管の筋肉を弛緩させて血管を拡張するなどの機能がある
 
「血管内皮細胞」には血圧をコントロールしたり、血管についた傷の修復を促したりする機能も備わっています。
それらを主に担うのが「NO(一酸化窒素)」です。
心筋梗塞脳卒中など血管の病気の改善に「NO」が効果をもたらすとして、さらなる研究が進められています。
「「血管を鍛える」と超健康になる! より」
 
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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
 
血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。
アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
 
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。
 
ビタミンB12について?
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