老化を進め、寿命を縮める糖尿病という“大敵”

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老化を進め、寿命を縮める糖尿病という“大敵”
 
ここでは糖尿病について見ていきましょう。
糖尿病とは、体中の血管に障害が起こるコワい病気です。
糖尿病こそ、老化を押し進める最大の原因なのです。
 
【糖尿病のコワさ1 動脈硬化の発症年齢が早くなる】
糖尿病の人と、そうでない人とを比べた場合、動脈硬化(心筋梗塞脳梗塞など)の発症は、糖尿病の人のほうが1015年も早いとされています。
 
【糖尿病のコワさ2 寿命も短くなる】
動脈硬化の発症が早くなる結果、糖尿病になると寿命は約10年間、短くなります(ここ50年間変わっていません)
 
【糖尿病のコワさ3 静かに進行していき、気付かれにくい】
糖尿病になっていても、自覚症状がないため、放置しやすくなってしまいます。気付いたときには重症化していることも、多くあります。
 
【糖尿病のコワさ4 三大合併症を引き起こしやすい】
糖尿病の三大合併症は、次の場所で起こりやすくなります。
・腎臓……悪化すると人工透析が必要に。透析開始後の5年生存率は50%です。
・目……網膜症や白内障が原因で視力が落ちて、最悪の場合失明に至ります。
・神経……神経障害が体の各部に起こります。しびれや痛み、立ちくらみ、潰瘍、胃無力症、便通異常などです。
 
【糖尿病のコワさ5 さまざまな病気のリスクが高くなる】
アルツハイマー病の原因は、まだわかっていませんが「糖尿病にかかるとアルツハイマーになりやすい」と、指摘されています。また、認知症の最大の原因は糖尿病とも考えられています。さまざまながんになる確率も、ぐっと高まります。
「しなやかな血管が健康の10割 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
 人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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