副腎ケア習慣2:空腹を感じたら、血糖値が上がりにくい食べもので、間食しよう!

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副腎ケア習慣2:空腹を感じたら、血糖値が上がりにくい食べもので、間食しよう!
 
空腹を感じたときには、やせ我慢をしないで、血糖値が上がりにくいものをちょっぴりつまむ、という習慣にするとよいと思います。
 
副腎疲労の方は急に血糖値がグンと上がると、そのあとすぐにドーンと下がってしまいますので、くれぐれも糖分が高いスイーツや炭水化物を間食にしないようにしてください。
 
副腎疲労の方の間食として向いているのは、梅干しや漬けもの、ピクルス、野菜スティックなどです。
 
お勤めの方は少々面倒かもしれませんが、お弁当のほかにもうひとつ、間食用のタッパーなどを用意して、食べやすくカットしたこれらのものを詰めておき、会社の冷蔵庫などに保管して、空腹のたびにちょっぴりつまむとよいと思います。
 
同じように果物を切って、持っていくのも手です。
 
副腎疲労の方は、午後3時~4時頃にコルチゾール濃度が低下しがちで、急に元気がなくなってしまったりします。
そうなってしまう前に、果物のビタミンやミネラルを補給しておくと防ぐことができるでしょう。
 
プロテインバーもおすすめです。
 
たんぱく質の補給にも向いていますし、血糖値も上がりにくいので、重宝します。
 
最近はコンビニエンスストアにも、いろいろな種類のものが並ぶようになりましたが、やはりグルテンフリーで、糖質の少ないものがよいでしょう。
 
インターネットで「プロテインバー、グルテンフリー」などのワードで検索すると、海外のものも買えるようになりました。
 
さらにレシピサイトでは、グルテンフリーのプロテインバーレシビまで紹介している場合もありますので、料理がお好きな方は手づくりしてみてもよいかもしれません。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、協力して働くため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
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