副腎ケア習慣10:血と骨の元になる葉酸とカルシウムを摂ろう!

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副腎ケア習慣10血と骨の元になる葉酸とカルシウムを摂ろう!
 
葉酸は、造血作用のほか、細胞の入れ替わりが激しい、腸粘膜の細胞を新しくつくるときに必要になりますので、副腎ケアの観点からは大変重要な栄養素です。
 
カルシウムは、骨と葉の形成に必要不可欠な栄養素ですが、不足すると精神が不安定になり、イライラしやすくなるため、新たなストレス源にぶつかる可能性を高めてしまいますので、やはり副腎にとっては大切な栄養素となります。
 
葉酸はレバーやうなぎ、緑黄色野菜に多いですが、カルシウムは、丸ごと食べられる小魚や桜海老などの魚介類、パセリやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれますので、積極的に摂りましょう。
 
副腎ケア習慣11:副腎の特効薬はマグネシウム食材!
 
マグネシウムは、体の中で代謝を助けたり、血管を拡張して血圧を調整するなどの働きをしています。
 
副腎がホルモンを代謝するときに、必要な酵素の働きを助けて、そのエネルギーを生み出すためにも必要とされるミネラルですので、副腎ケアにとっては、とても大切な栄養素といえます。
 
主に大豆や納豆、味噌、貝類、海藻などに多く含まれていますが、カルシウムはマグネシウムを排出する作用があるため、カルシウムとのバランスが崩れると、マグネシウム不足に陥る危険性があります。
 
特に副腎疲労の方が、慢性的にマグネシウムが不足している傾向が強いので、マグネシウム対カルシウムの摂取割合は、11(健康な人は21が目安)程度のバランスで摂取するようにしましょう。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、協力して働くため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
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