50代からの美しさの最大のテーマは「怒らない」

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50代からの美しさの最大のテーマは「怒らない」
 
ちょっと意外かもしれませんが、50代からのテーマは、「怒らない」こと。
これで、みなさんの自律神経は、どんどんよくなります。
 
若いうちは少々怒ってもいいと思っています。
それが若い人の特権ですし、そこを通ってこなければなかなか「怒らないことのよさ」というものもわからないからです。
 
でも、50代になったら、いかに物事に対して冷静に客観的にいられるか?
つまり、「怒らない」ということが、いつまでも美しい女性でいるための究極のテーマだと思うのです。
イライラしたり、焦ったり、怒ったりしたときは、交感神経が上がって、血管が収縮し、腸の働きも低下してしまいます。
その結果、血液もドロドロになり、肌のみずみずしさもどんどん失われていきます。
このように、怒るということは、美と健康にとって、まさに「百害あって一利なし」ですから、50台からは特に「怒らない」ということを最大のテーマにしていただきたいのです。
 
そして、その方法としては、「第三者の自分を置く」こと。
これは、スピードスケートの金メダリストである清水宏保選手がある対談で言っていたことですが、日頃から「自分の上にもう一人、自分を客観的に見ている第三者の自分を置くトレーニング」をすると、どんなに緊張を強いられる場面でも、すっと冷静になれる、つまり、どんなときでも自律神経がきれいに整った平常心でいられるというのです。
また、それは清水選手だけでなく、男性も女性も、その道で超一流といわれるような人たちに聞くと、みんな、だいたい同じことをやっています。
つまり、「意識の中にもう一人の自分=第三者の自分を置く」ということは、物事を成功させる鍵でもあるというわけです。
 
ですから、50代からの女性は、日々の中で、その「第三者の自分を置く」というトレーニング法を特に意識してはいかがでしょうか?
たとえば、何かに腹が立ったり、イライラしたとき、その光景を見ているもう一人の自分を置く。
いってみれば、「アウトサイドセルフ・トレーニング」です。
そして、これこそが、50代からの美と健康と、さらにはイキイキと幸せで豊かな人生への、最も美しいリカバリーショットではないかと思っています。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
 
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