腸内酵素を上げる食べ方のルール

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腸内酵素を上げる食べ方のルール
 
★和食を中心とした昔ながらの食事が一番
 
医者に聞いても、健康や病気にまつわる本を読んでも言っていることは同じで、「健康の秘訣は和食を食べること」。
これに尽きます。
というのも、一汁三菜を基本とする和食は、日本人にとって健康と長寿を支える食事だからです。
 
食生活は欧米化によっり、日本にも高たんぱく・高脂質の食事を過剰に摂取する習慣が根づきました。
その結果、細胞や血管に炎症が起こり、生活習慣病や心疾患、がんなどが急上昇しています。
健康を維持して、さまざまな病気を予防するには、和食中心の食生活に戻すことが一番なのです。
 
和食は腸内環境を整えるのにも最適な食事です。
和食には、穀物などを発酵させて作るみそ、しょうゆ、納豆、日本酒、野菜を発酵させて作る漬け物、魚を発酵させて作るかつお節をはじめ、発酵食品が豊富です。
これらの発酵食品には、乳酸菌が多く含まれています。
とくに、植物性の発酵食品に含まれる植物性乳酸菌は、塩分に強く、微生物と共存できるという特徴を持っており、生きたまま腸に届くため腸内環境が整うのです。
 
加えて、和食は食物繊維も豊富に摂取することができます。
海藻類には豊富な水溶性食物繊維、玄米や大豆、根菜類などには不溶性食物繊維が多く含まれ、便のかさを増したり、腸のぜん動運動を促し、便秘解消に役立つ成分が多いのです。
 
また、腸内酵素をアップするためには、酪産を作る善玉菌のエサになるレジスタントスターチをとり入れることも心がけましょう。
レジスタントスターチは、冷たい炭水化物に多く含まれています。
手軽なおにぎりや作りおきおかずで補えるでしょう。
 
摂取する油脂も意識してみましょう。
お惣菜や加工食品などで使用している油脂の多くは、悪玉菌のエサになります。
できるだけ、良質な油脂と言われるエクストラバージンオイル(一番搾り)のオリーブオイルや亜麻仁油、えごま油を食生活にとり入れてみましょう。
「腸で酵素をつくる習慣 より」
 
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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。
そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。
ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。
食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。
 
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。
主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
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