腸内酵素を上げる食べ方のルール1・2

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腸内酵素を上げる食べ方のルール1・2
 
ルール1:和食を選ぶ
 
腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えるために、まずは食生活の見直しから始めましょう。
 
外食やテイクアウトのお惣菜、ジャンクフードを控え、普段の食事を和食に切り替えてみてください。
肌がきれいになり、便通もよくなり、見る見るうちに体が変わってきます。
 
ご飯は、白米でももちろんよいのですが、玄米や雑穀などを取り入れてみましょう。
主菜に肉よりも魚をおすすめします。
いわしなどの青魚には、抗炎症作用があり血液をサラサラにするEPAや、脳が活性化するDHAといったオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。
副菜には根菜類や海藻類の酢の物、大豆製品にはイソフラボンが豊富に含まれています。
イソフラボンは腸内細菌の働きで、ホルモンバランスを整えるエクオールという物質に変換されます。
みそ汁にも食物繊維が多い野菜や海藻、大豆製品を使用すると、栄養バランスも整います。
 
和食は、腸内環境のバランスを善玉菌優勢に保ち、美と健康をもたらします。
 
ルール2:乳酸菌を多く含む発酵食品を選ぶ
 
腸内酵素力を上げるには、腸内環境を整える発酵食品を積極的に食べることもポイントです。
 
発酵食品に含まれる乳酸菌には植物性と動物性があり、腸内酵素力を上げるためには植物性乳酸菌を含む発酵食品をとり入れましょう。
米や麦、野菜、豆類などを発酵させるのに欠かせない植物性乳酸菌は、みそやしょうゆ、漬け物、納豆などの発酵食品に含まれ、微生物と共存し過酷な環境でも生き抜くことができる菌です。
そのため、胃で死なず生きたまま腸に届くというわけです。
 
一方、チーズや乳製品に含まれる動物性乳酸菌は、植物性に比べて種類も少なく、微生物とも共存できないため、そのほとんどが生きたまま腸に到達できません。
しかし、死滅してしまった動物性乳酸菌は、腸内細菌のエサとなるため無駄にはなりません。
また、動物性乳酸菌は、腸内を刺激して整腸作用を高める効果があります。
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌を食事にとり入れ、バランスよく乳酸菌をとることで腸内酵素力がアップします。
「腸で酵素をつくる習慣 より」
 
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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。
そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。
ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。
食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。
 
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。
主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
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