サラダにノンオイルドレッシングをかけても栄養が吸収されにくい

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サラダにノンオイルドレッシングをかけても栄養が吸収されにくい

 

レタスやサラダ菜には、オイルをかけるべき

 

カロリーを気にして、サラダにかけるドレッシングやオイルを避けたり、ノンオイルドレッシングを選んだりする人もいますが、栄養素的にはもったいない食べ方かもしれません。

 

サラダに多く登場するサニーレタスやリーフレタス、サラダ菜などにはビタミンAの一種β-カロテンが豊富に含まれています

β-カロテンは脂溶性ビタミンのひとつで、油脂と一緒に摂取することで、体への吸収率が格段にアップします。

 

このビタミンを摂取するときに油脂と一緒にとらないと、せっかくのビタミンを体にわずかしか吸収することができません。

同じカロリーや、健康を気にするのであれば、サラダ油やドレッシングをオリーブオイルや良質な油へと変えてみたり、同じマヨネーズでもカロリーハーフのタイプを選んでみたりする工夫で十分。

オイルをカットせずにバランスよく栄養素を取り入れることができます。

 

また、食事をトータルで考え、油脂を含んだメニュー(揚げものや脂ののった肉や魚)があれば、ドレッシングのオイルをカットするのもよい方法です。

ちなみに、脂質摂取の目安量は1日50~60gですが、そのうち調理に使う油脂の量は20g(小さじ5)におさえましょう。

 

 

サラダ×油脂でビタミンを吸収

 

サラダ+ドレッシング、マヨネーズ

ビタミンを吸収

 

 

メニューに合わせて調整する

 

◎脂質の多いメニューには低カロリーのドレッシングで調整を

揚げ物+サラダ+ノンオイルドレッシング

「栄養素の話 より」

 

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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。

そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。

ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。

食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。

 

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB12について?

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