「困ったこと」や「悩み」を横に並べない

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「困ったこと」や「悩み」を横に並べない
 
 よく、「ストレスなんか感じたことない」と言う人もいますが、それはストレスを重苦しく感じていないだけのことです。
ストレスは誰でもやってきます。
 
ストレスまで行かなくても、「ヤバイ!」と思うことはあるはずです。
 
これを早めに処理する。
場合によっては忘れてしまってもいい。
スポーツや読書をすることでイヤなことを忘れられるのであれば、できるだけそういう時間をつくるように工夫してみましょう。
 
人間は誰しもストレスを感じます。
それは「悩み」の段階で終わることもあるし、うつにつながることもあります。
誰でも感じるストレスを処理するには、まず「自分にはどんなストレスがあるか」を自覚すること。
ですが自覚だけではいけません。
「どうやって少なくするか、解消するか」
 を考えるべきなのです。
紙などに書き出してみるのもいい。
チェックリストのようなものです。
じっくり見てみると、「なーんだ」といったことに悩んでいたりするものです。
 
もちろん、トラブルなどストレスの元になっていることの解決方法は、簡単には見つからないかもしれません。
そういうときは、解決する順番を決めるのです。
 
往々にしてストレスをためやすい人は、問題を横に並べます。
 
悩みやトラブルを、いっぺんに考えてしまうのです。
「あれもある、これもある……!」
と焦ってしまう。
そこで、解決する優先順位を決めるのです。
 
 私もその傾向があるから偉そうには言えませんが、ストレスをためやすい人は、いっぺんに考え込んでしまうのです。
何から順番に解決するかを決めるだけで、気持ちは少し楽になるはずです
焦ってはいけません。
 
 気持ちの持ち方次第で、ストレスはコントロールできる。
 いわば、ストレス・マネジメントである。
 
仕事の「やるべきことリスト」は必ずつくる
 
 このことは、ストレスに限りません。
仕事などを進めていく上での「ダンドリ術」のようなものです。
 
 仕事に限らず、家事でも勉強でも、「やるべきこと」は多い。
ここに雑用がからまる。
こういった「やるべきこと」を、すべて書き出してみる
朝の仕事始めでもいいし、前夜寝る前でもいい
 
 このリストアップが、まず最初の行動です。
 
 このとき、どんな小さなことでも書き出すのがポイントです。
会議や会合だけでなく、「○○に電話をかける」「××のコピーを取る」……といったことまで書き出しましょう。
そして、そのことが終わったら、棒線やマーカーで消す。
このことで一種の“達成感”も生まれ、「よし! ひとつ終わった」とガッツポーズをしたいぐらいになるかもしれません。
 
 これが、ストレスにつながらない生き方です。
「うつ」にならない習慣抜け出す習慣 より」
 
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うつ病は、今やサラリーマンの3割近くに見られ、「心のかぜ」ともいわれるほどポピュラーな病気になりました。
原因としては、精神的なストレスのほか、コンピューターによるテクノストレスや、テレビやゲームなどによる眼精疲労などが元になることもあります。
 
また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンノルアドレナリンが減少したり、視床下部や下垂体といった脳の機能の異常なども、原因として考えられています。
不足している栄養素がないよう食生活の乱れに注意したり、パソコンなどを使いすぎないように気をつけたりといった、生活全般を見直してみることが必要です。
そのほかには、神経伝達物質セロトニンの材料となるトリプトファンや、セロトニンなどの生成に必要なビタミンB6・B12、葉酸などのビタミンB群を補給します。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12の働き
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