血管強化でデトックス効果も

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血管強化でデトックス効果も 
 
デトックスという言葉も、最近は誰もが知るようになり、すっかり定着しましたね。
デトックスの本来の意味は、毒素を排除するという意味です。
 
知っていましたか?
この毒素、大量に、そして常にあなたのカラダに入り込み続けてきているということを。
 
しかし生きている以上、このことから避けようとしても避け切れません。
 
たとえば、私たちが普段吸っている酸素。
人間は酸素なしではもちろん10分と生きていけませんよね。
 
人間が取り込んだ酸素のうち、約2%は活性酸素というものに姿を変えていきます。
活性酸素は、非常に強い攻撃性があります。
 
外からばい菌が入ってきたとき、この活性酸素は菌を殺す上で非常に役立ちます。
つまり、殺菌能力に優れているのです。
しかし、正常な細胞を攻撃してしまうこともあり得ます。
 
体内には活性酸素を消去する消去システムが働いているので、通常では活性酸素はあまり悪さをしません。
 
しかし、現代社会では、さまざまな毒素が体内に入り込む機会が多すぎるのです。
たとえば、紫外線の増加、化学物質が多く含まれた食品などがその代表です。
もちろんストレスでも、活性酸素は増えていくのです。
 
そうなると、もはや体内の活性酸素消去システムだけでは活性酸素を消去しきれなくなります。
 
毒素は活性酸素だけではありません。
いまや活性酸素をはじめとする悪玉物質が、体内に大量にはびこっているのです。
この状況、もちろん血管にだってよくないですよね。
 
だからこそのデトックスです。
 
実は血管強化をすることで、デトックス効果が抜群にアップされます。
そして、デトックスされると血管もさらに強化されます。
まさに、相乗効果と言えます。
 
どうしてこのようなことが言えるのか……。
 
カラダの中で、毒素を排除する器官はいろいろありますが、その代表は腸と肝臓です。
血管が強化され、腸の血流がアップすると、腸の健康状態が改善します。
 
腸にはいらない毒素をカラダに入れないバリア機能があるので、そのバリア効果もアップ。
同時に、必要な栄養分を取り入れる能力だって上がります。
 
一方、肝臓はまさに解毒の臓器。
カラダに入り込んだ毒素を分解して、体外に排出してくれます。
 
血管強化で肝臓の血流がアップすれば、もちろん肝臓の解毒効果も上がるというメカニズムです。
 
また、毒素は汗からも排出されます。
血管強化で毛細血管の血流がアップすれば、体温が上がり、代謝が上がる。
結果として汗もかきやすくなります。
 
血管強化でデトックス! です。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
 
血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。
アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
 
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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