目覚めたらさっそく血管強化?

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目覚めたらさっそく血管強化?
 
目覚めたとたんに血管強化を行なおうという、その意気込みはとてもすばらしいです。
 
でも、ちょっと待ってください。
 
決して気合を入れて、朝、飛び起きないでくださいね。
 
朝、起きたての時間は、血管のストレスを取る時間です。
 
目覚めたての時間帯は、血管も神経も筋肉もまだ眠っています。
突然動き始めることで、全身は急に緊張の神経、交感神経が活性化します。
しかし、この神経の変化に血管がついていけないのです。
 
実は、朝、起きたての時間帯の心臓病、脳卒中の発作がいちばん多いと言われています。
 
そこで、目覚めたての血管強化の方法では、リラックスしている副交感神経優位のカラダを徐々に交感神経優位のカラダにシフトするということが一番重要です。
 
まずはお勧め。
朝の布団の中でできる、血管ストレスを取る方法をお伝えします。
 
1.手足の指をグーパーグーパー……最初は、末梢の決行をよくするためにカラダの末梢部分をよく動かすようにします。
これによって、全身の血行が目覚め始めます。
 
2.続いて、足首の曲げ伸ばし運動、その後、もも上げ運動……末梢から徐々に体幹への運動に変えていくことで、スムーズに交感神経を優位にさせていくことができます。
 
次に、朝布団から出たら、カーテンを開けて朝の太陽の光を積極的に浴びてください。
朝の光を浴びることで、目覚めの神経、交感神経が活性化されます。
 
また、朝はストレス対抗ホルモンがたくさん分泌される時間帯なので、血管のストレスも抑えてくれます。
 
自律神経を太陽のリズムに合わせることが、血管ストレスを軽減することにつながるわけです。
 
続いて大切なこと。
それは、朝起きたら必ずコップ1杯の水を飲むこと。
寝ているうちに、カラダからたくさんの水分が汗となって失われています。
そのため、朝起きた時点では脱水状態となり、血液が濃くなっています。
脱水状態での活動は、血管に大きなストレスをかけることになり、血管の破綻につながります。
 
また、特に避けていただきたいことがあります。
それは、朝、起きた直後のジョギングなどの運動です。
 
血管トレーニングは大切なことですが、この時間帯にいきなり行なうと血管に過剰な緊張が走り、血管はけいれんしやすくなります。
 
朝起きてすぐに運動したい方は、血管を目覚めさせる準備をしっかり行なってくださいね。
 
そうしないと、血管強化のつもりがとんでもない逆効果になってしまいます。
間違った血管強化トレーニングは危険です。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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