怒りが爆発する前に壇中を押して息を出す

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怒りが爆発する前に壇中を押して息を出す
 
心包経の大事なツボ「壇中」は、キレそうなとき、思わずキーッと怒りが爆発しそうになったとは、一瞬冷静にさせるツボです。
 
壇中の位置は、本姓は乳頭と乳頭の間ですが、なかなかわかりにくいので、胸の中心線の骨をさわっていちばん痛いところが壇中のツボと考えて間違いはないでしょう。
ウルトラマンでいうなら、カラータイマーがあるあたりです。
その痛いところを、息を吐きながらゆっくりと押します。
ダイレクトに心臓の動きに関係しているところなので、息を吐きながら押すと、フーッと悪いものが出ていきます。
 
ふだんから怒りっぽい人は、頭にきたらぐっと壇中を押すようにしましょう。
自分は怒りっぽいと自覚がある人におすすめです。
パニックになりやすい人や、イライラしはじめたらおさまらなくなる人にも効果があり、ヒステリーのような、上に気があがってしまう状態をしずめる作用もあります。
 
壇中はよけいなものを出し、いいものはあげてくれるツボです。
怒りの感情は外に出し、モチベーションを残したまま冷静になれるので、「まあ、このくらいのことはいいか」という気持ちになれ、気持ちを切りかえて次に進むことができます。
 
指圧で効きすぎることはあまりないのですが、まれに強く押して効きすぎてしまうと、エネルギーを全部抜きとってしまうので、何もやる気が起きなくなることがあります。
ここぞというときの前は、押しすぎることがないよう、軽く行います。
 
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「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
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最近、電車の中でキレる人を見かけます。
少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。
でも、最近は違ってきています。
しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。
受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。
この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。
これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。
 
セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。
これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。
平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。
セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。
そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12の働き
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