心が落ちているときは、爪を立てて指先をはさみチクチク

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心が落ちているときは、爪を立てて指先をはさみチクチク
 
なんとなく気持ちが落ち込みがちなときは、指先の爪の横を刺激してみましょう。
爪のつけ根のラインと縦のラインが交わる点を、反対の手の爪を立てて、少し痛いぐらいにチクチク刺激します。
 
指先には、「井穴(せいけつ)」というツボのグループがあります。
井穴は指にある、血の出どころになっているツボで、各経路の始まりのポイント。
その名のとおり、井戸の水のごとく気があふれてくる場所という意味です。
 
この井穴がかたくなったり、ふやけていたりすると、気の流れがなくなり、症状が出てきます。
たとえば、おなかが張ったり、消化が悪くなったり、精神的に疲れやすく、落ち込みやすくなるというように、体にも精神にも症状が出ます。
井穴をケアすることで、腹痛がおさまり、落ち込みがちな気持ちが楽になります。
 
さて、手の指と足の指には、臓と関係している井穴が12穴あります。
手の井穴は、爪を少し立てて刺激することで治療に使うことができます。
きょうは調子が出ないなあ、熱っぽいというとき、少し強めにチクチク、爪で刺激してみましょう。
朝起きたとき、夜寝る前チクチクするのもよいでしょう。
 
指それぞれに働きがありますが、覚えるのが大変なので、全部の指を刺激しましょう。
つまんでみて痛いところは悪くなっているところです。
 
ストレスがたまった人は、「心下満(しんかまん)」といって、心臓の下に悪い気が満ちて心臓の下がパンパンにはれている状態になると考えられています。
それをとるために、昔の人が行っていたストレスケアが、この指先チクチクです。
 
つまんだからといって、すぐに効果があるわけではありませんが、末梢の血管の流れをよくすることで、全身の血のめぐりがよくなります。
毎日行っていると効果が出やすい、メンタルケアにおすすめのトリートメントです。
 
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「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
 
※参考【爪もみ】
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安保徹の食べる免疫力 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
 現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12の働き
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