肝・脾・肺・腎 今、自分はどこが弱っているのかを知ろう!

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肝・脾・肺・腎 今、自分はどこが弱っているのかを知ろう!
 
東洋医学では、体内の生理機能を肝・心・脾・肺・腎の五臓であらわしています。
肉体疲労や不規則な生活、乱れた食生活、精神的ストレスなど、さまざまな原因によってそのどれが弱まっても、心や体に不調があらわれてきます。
 
疲れたとき、腸に不調がくる人、頭痛があらわれる人、同じものを飲んでも下痢をする人しない人がいるように、生まれつき肝が弱いタイプ、腎が弱いタイプという傾向をもっています。
しかし、より大きな影響を与えるのは毎日の生活です。
心や体から出る不調サインを知って、養生することで、大きな疲れや不調に発展することを防ぎましょう。
 
肝・脾・肺・腎の中で、当てはまる症状から、どれが今いちばん弱っているのかをチェックしてみましょう。
五臓というと「心」もありますが、心は「心主神明(しんしゅしんめい)」(心は神明を主(つかさど)る)といって、もっとも重要な臓であるため、直接、心を治そうとするのではなく、土台を支えている四つを治すことが、心の養生になると考えます。
ですから、ここでは心以外の四つの臓で起こる不調からタイプを分けています。
「虚」というのは、不足しているということで、たとえば脾虚は、脾が弱って力が不足している状態です。
 

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「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
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最近、電車の中でキレる人を見かけます。
少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。
でも、最近は違ってきています。
しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。
受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。
この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。
これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。
 
セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。
これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。
平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。
セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。
そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12の働き
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