<第4章>脳が心地よいと感じる音楽を聴く

<第4章>脳が心地よいと感じる音楽を聴く

 

《自律神経を整える音楽の「快」パワー》

 

「音楽」にも自律神経を整える力があります。

人間の脳は元来、音楽を「快」と感じるようプログラムされています。

壮大な楽曲に心が揺さぶられるのも、軽快なリズムに思わず体が乗ってしまうのも、私たちが本能的に音楽による快感を求めている証拠だといえるでしょう。

 

心地よい音楽は自律神経にもよい作用をもたらします

よい音楽を聴くことで心身の緊張がほぐれ、副交感神経の働きが高まるのです

 

では、自律神経を整える音楽とは、どのような音楽をいうのでしょうか。

 

第一にテンポが一定であること。

速い遅いに関係なく、一定のテンポを保っていることが自律神経の安定のためには重要です

例えばα波の出るヒーリングミュージックは、心を落ち着かせる作用はありますが、自律神経を整える効果は期待することができません。

一日の疲れを取りたいようなときは、規則的なリズムのロックを聴くことで、自律神経のバランスが正常化し、身も心もシャキッとしてきます。

また、テンポの他にも音階の変化の激しくない曲のほうが、自律神経を安定させる効果が高いようです。

 

曲の長さは4~5分程度で、軽く聞き流せるものがおすすめ。

そして何よりも大切なのが、あなた自身が好きな「ホッ」とする音楽を聴くこと。

これが自律神経にとって一番の特効薬です。

 

 

脳は本能的に音楽を「快」と感じる

 

音楽を聴くことはイライラを鎮めるためにオススメの方法。

外部からの刺激によって、自律神経を司る「視床下部」が働きますが、中でも音楽は自律神経の働きをよくする効果を持っています。

さらに、人間の脳は本能的に音楽を「快」と感じるようプログラムされているため、音楽を聴くことで自律神経が整いポジティブな気持ちになれるのです。

 

 

副交感神経を高める音楽

 

×アップテンポな曲

△癒し系ヒーリングミュージック

○好きなロックの歌

 

◆いい音楽のポイント

・テンポが一定

・音階の変化が少ない

・4~5分程度の長さ(自然に聞き流せる長さ)

 

アップテンポの曲は元気になれそうですが、無理して聴くと自律神経を乱してしまいます。

1日の疲れをとるなら癒し系の音楽よりも、規則的なロックのリズムのほうが自律神経を安定させる働きがあります。

「自律神経の話 より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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<第4章>ため息はついてもいい!

<第4章>ため息はついてもいい!

 

《ため息は体をリカバリーする自浄作用》

 

「ため息をつくと幸せが逃げる」という言葉があるように、一般的にネガティブな印象があるため息。

しかし、自律神経の面から見ると、ため息はとても体にいいものなのです。

 

ため息が出るときは、心配事や悩み事を抱えていたり、根を詰めて作業をしていたりするときです

そのとき体は緊張でこわばり、呼吸が浅くなって血管が収縮し、自律神経が不安定になってしまいます

そこで「ふぅ~」とゆっくり長く息を吐くことで、浅くなった呼吸が深くなります

滞っていた血流をよくし、酸素の供給も増え、副交感神経の働きを高めてくれます

つまりため息は、自分の心と体をリセットするすばらしい自浄作用なのです。

反対に、ため息を我慢してしまうと、ますます血流が悪くなり、頭痛や肩こりなど肉体的な不調につながる可能性も高くなります。

 

今後は、仕事や家事などでため息をつきたくなったら、体をリセットし幸せを呼び込みチャンスだととらえ、思う存分長い息を吐きましょう。

 

このことからも、自律神経を整えるうえで深い呼吸が欠かせません

自律神経の乱れを感じるときは、ひたすら呼吸を繰り返すことだけに意識を集中させる「瞑想」がおすすめ。

「1:2」の呼吸法を静かな場所で目を閉じ背筋を伸ばして実践してみましょう。

次第に雑念が消え、乱れた心が整ってくるのを感じられるはずです。

 

 

ため息が体にいい理由

 

ため息は疲労やストレスによって滞ってしまった血液の流れをよくし、自律神経の乱れを整える効果があります。

日常生活でため息をつきたくなったら、長くゆっくりと息を吐くことを心掛けましょう。

 

・行き詰まり

・不安

・心配事

疲労

 

◆ため息の我慢は医学的に謝り

 

呼吸が止まる

 ↓

自律神経が乱れる

 ↓

血流が悪くなる

ため息をつきたいのに我慢すると、体内の酸素が不足した状態が続いてしまいます。

そうなると、手や足の細胞や、脳、臓器などに酸素が行き渡らず、ますます血流が悪くなり、全体のパフォーマンスも下がってしまいます。

 

◆長いため息を楽しみながらつく

 

大きくため息をつく

 ↓

滞っていた血流がよくなる

 ↓

副交感神経の働きを高める

息をゆっくり長く吐き出すことで、ストレスや疲労で滞っていた血流がスムーズになり、副交感神経の働きを助けるため、心と体をリセットできるのです。

 

 

※副交感神経を活性化する1:2の呼吸法

自律神経に大きな影響を与える「呼吸」。

自律神経のバランスを整えるゆっくりとした深い呼吸は、意識して行うことによって副交感神経が活性化されて腸内環境が整い、血流もよくなります。

この副交感神経を活性化させるのに効率的な呼吸法が「1」の割合で吸って「2」の割合で吐く「1:2」の呼吸法です。

仕事の合間やイライラしたときなど意識的に行ってみましょう。

1 鼻から3~4秒かけて息を吸う

2 すぼめた口から6~8秒ほどかけて息を吐く

できるだけゆっくりと長く行う

★1日に1回、3分間を目途に行う

「自律神経の話 より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第4章>次のことを考えすぎると不安定になる

<第4章>次のことを考えすぎると不安定になる

 

《今やるべきことを一つずつ》

 

やるべきことがたくさんあると、つい「あれもこれも」と焦って考えてしまいがち。

焦りは自律神経の乱れを引き起こし、体や心のダメージとして積み重なってしまいます

そうした事態を避けるには、やるべき作業の見直しが必要

「いま」最優先にすべきことに集中し、一つずつ片付けていくのです

そして一つのことを確実に処理するまでは次を考えないようにすることが、パニックにならず落ち着いて物事に対処するためのポイントです。

 

具体的にはまず、今日自分で「やろう!」と決めたことを手帳やメモに書き出すことから始めましょう。

やるべきことが複数ある場合はそれらを思いつくままリストアップし、それぞれに優先順位をつけていきます。

これによって今やるべきことが明確になり、順位を決めることで頭の中が整理され、作業が効率よく進められるのです。

リストアップする項目は小さなことでも構いません。

重要なのは決めた順番のとおりに集中して作業を行い、一つずつ確実に処理していくこと。

リストをやり遂げるにしたがって自信と達成感が芽生え、自律神経の安定にもつながっていくのです。

 

ちなみに、脳が最も活性化する時間帯は朝。

発想力や企画力が必要な作業は、この時間帯に優先して行うのがおすすめです。

交感神経の働きが低下し始める午後は、深く考えなくても進められる機械的な作業に向いています。

 

 

やるべきことは一つずつ片付けていく

 

・不要な物を捨てたい

・同窓会の店のピックアップ

・歯医者の予約

・次の商談の事前準備

・○○さんへのお祝い

 

(例)

歯医者に電話する

 ↓

お店を調べて候補を出す

 ↓

商談の準備をする

などなど……

 

仕事でもプライベートでもやるべきことを「あれもこれも」と焦って考えてしまうと、自律神経が乱れがちに。

今やるべきことに集中して一つずつ対処していきましょう。

 

 

頭の中をすっきりさせてスムーズに物事をすすめるポイント

 

◆重要なことは朝にする

 

脳が最も活性化する時間帯は朝。

物事を深く考えたり、発想力を必要とする作業は朝にすると集中できます。

逆に考えなくてもいい作業は夕方に行うのがベスト。

 

◆メモを書いて優先順位をつける

 

やるべきことがたくさんありすぎるときは、思いつくままにメモに書き出しましょう。

それに番号をふるだけで頭の中が整理され、作業がスムーズに進みます。

さらに終わったものから消していくと達成感が出ます。

「自律神経の話 より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第4章>自律神経を整えるメンタル力

<第4章>自律神経を整えるメンタル力

 

人の意見に左右されない人間力を磨く

 

「人は人、自分は自分」が幸せのカギ

 

仕事のプレッシャーや育児・介護疲れといった精神的なストレスも、自律神経を乱す大敵です。

中でも避けて通れないのが、対人関係によるストレス

他人が自分の思い通りにならないことにもどかしさを感じたり、他人と自分を比べて劣等感を抱いたり……これらは私たちの心を蝕むストレスとなり、自律神経のバランスを大きく崩す原因になります

対人ストレスは自分一人で解決ができず、悩みが深刻になりやすいためです。

 

そうしたストレスから自由になるためには、「人は人、自分は自分」という考えを持つことが大切です。

自分の中にブレない軸を持ち、他人の意見に左右されない確固たる価値観を据えるのです。

 

とはいえまったく人目を気にしない、コンプレックスを持たないなどということは、そう簡単に実践できるものではありません。

どれほど意識しないように努めても、他人の目や言動が気になるのは人としてごく自然な反応。

そこで求められるのが「気にしない」ことよりも、「放っておく」ことへ考えかたをシフトすること

自分に向けられる評価や他人の目から距離を置き、関知しないようにするのです

心が乱れそうならSNSやネットの情報を見ないようにする、気分の晴れることだけを考えるなど、自律神経を安定させることを最優先に考えましょう。

それこそがあなたの人間力を磨く一歩であり、幸せへの近道となるのです。

 

 

対人ストレスが自律神経を乱す原因になりやすい

 

イライラすると交感神経が優位になり、血流を滞らせます。

そうなると脳へも血が回らなくなるため、思考力が下がって感情のコントロールがしにくくなります。

 

ストレス

 ↓

交感神経優位

 ↓

負のストレスは体の不調につながる

 ↓

浅い呼吸

血管収縮

心拍数上昇

 

 

ブレない軸を持つ

 

自分の軸(=価値観)をしっかり持っていれば、周りの意見に左右されたり、振り回されたりすることも少なく、ストレスを軽減できます。

 

近所付き合い

家族

上司 

友人

 ↓

自分は自分

「自律神経の話 より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第3章>ホットコーヒーで腸から幸せ物質が?

<第3章>ホットコーヒーで腸から幸せ物質が?

 

《ストレス解消&血流アップにも》

 

心身の疲れを癒し、自律神経の安定に役立つのが1杯のホットコーヒー。

朝の目覚めに温かいコーヒーを飲むと、コーヒーに含まれるカフェインが交感神経を活性化し、眠気を覚まし気分をすっきりさせてくれます。

交感神経の高まりにより気持ちが高揚するため、ストレス解消にも効果的。

気分が落ち込んでときの気付け薬にもなります。

 

けれどもコーヒーの効能はカフェインだけではありません。

末梢神経を拡張させる作用や抗酸化作用といった血流アップ効果のほか、大腸のぜん動運動を誘発するので便秘解消、腸内環境の改善にも効果を発揮するのです

また特筆すべきは、主に腸壁でつくられるセロトニン、またはドーパミンといった幸せ物質の分泌量を増やす効果があるということ

これはハーバード大の研究で実証されており、同大の調査ではコーヒー愛飲者はうつ病患者が少なく、1日2~4杯飲む成人は男女とも自殺リスクが半減するとの報告もあります。

 

ただし、コーヒーは飲めば飲むほどよいというわけではありません。

フィンランドの調査では、1日8~9杯飲む人は自殺リスクが逆に増加するとの報告が。

さらに、カフェインのとりすぎは自律神経のバランスを乱す危険も……。

適量は1日2~4杯、アイスではなく腸を温めるホットコーヒーがおすすめ。

また、寝る前の3時間は避け、なるべく日中に飲むようにしましょう。

 

 

1日2~4杯のホットコーヒーが効く

 

カフェインやポリフェノールの一種クロロゲン酸などが豊富なコーヒーは腸や自律神経にもよい効果がたくさんあります。

腸を冷やさないようにホットで飲んで、リラックスしながらたくさんの効能を享受しましょう。

 

◆カフェイン

・交感神経の働きを活性化し眠気をとる

・ストレスを解消してくれる

・落ち込んだ気持ちをリラックスさせてくれる

セロトニンドーパミンの分泌量を増やす「抑うつ効果」がある

・末梢血管を拡張させる作用がある

 

◆クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)

・抗酸化作用があり血流をよくする

 

他にも…

◆大腸のぜん動運動も刺激する効果

・便秘を解消し、腸内環境や全身の血流の改善に役立つ

 

◆コーヒーの香り

・リラックス効果

「自律神経の話 より」

 

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第3章>ガムを噛めば平常心&脳も活性化  

<第3章>ガムを噛めば平常心&脳も活性化

 

《多種多様な咀嚼の効果》

 

よく噛んで食べると脳が活性化します。

さらに咀嚼のリズムや表情筋が緩むことで副交感神経の働きが高まり、自律神経が安定します。

つまり、ガムを噛めば、脳は活性化しつつも、心は穏やかで平常心を保てるのです。

メジャーリークの選手たちがよくガムを噛んでいるのは、まさにこのため。

私たちも、緊張する会議の前、イライラして怒りを抑えられないときなどにガムを噛むと、不思議と平常心を取り戻すことができ、心身のパフォーマンスがアップします。

 

事実、最近の実験や研究ではそれらが明らかになっています。

チューインガムを使った実験では、ガムを噛むことで脳の血流がよくなり、小脳や前頭葉の運動野ではなんと10~40%も血流が増加していることが認められました

また自律神経においても、ガムを噛むと深い睡眠や瞑想の際に見られる脳のアルファ波が増加するという結果が判明

これは副交感神経の働きが高まり、心身が非常にリラックスしたためだと考えられます。

 

ちなみにガムを噛む効果は、脳を活性化して心を落ち着けること以外にもあります。

例えば、加齢によって起こる歯槽膿漏予防。

咀嚼によって歯槽骨髄の血流がよくなることから防げます。

さらに、よく噛むと咀嚼筋から脳の刺激が伝わり、内臓脂肪を分解するこ効果のある「ヒスタミン」が分泌。

つまりはメタボ予防にもなるのです。

 

 

メジャーリーガーの選手がガムを噛んでいるわけ

 

集中力UP

メジャーリーガーがよくガムを噛んでいるのは、平常心を保ち、脳を活性化させるため。

副交感神経の働きを上げて脳の血流をアップさせるのでスポーツ以外でも集中したいとき、大切なプレゼンの前などにもぴったりです。

 

 

加齢で増加する歯槽膿漏(歯周病)予防にもガムが効く

 

歯を失う原因や、最近では様々な病気の一因となることがわかってきた歯槽膿漏(歯周病)は、顎にある歯槽骨髄という場所に汚れた血液が溜まることが原因のひとつ。

ガムを噛む行為は、この歯槽骨髄の血流がよくなることで汚れた血液が溜まりにくくなり、歯槽膿漏の予防が期待できることがわかっています。

「自律神経の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

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<第3章>チョコとナッツで疲労回復&血流アップ

<第3章>チョコとナッツで疲労回復&血流アップ

 

《効果的な間食は腸にいい》

 

朝、昼、夜の食事の他に間食をとることは、決して悪い習慣ではありません。

ちょこちょこ食べることで副交感神経の働きが全体的に高まり、日中の腸の働きがよくなるからです。

そこで、間食におすすめしたいのがチョコとナッツ。

チョコレートは太ると思われがちですが、様々な効能のある栄養素が含まれている「完全栄養食」です。

 

特に主成分のカカオには血流をよくする効果が大。

例えば、抗酸化作用のあるカカオポリフェノールは血管を丈夫にして動脈硬化を防ぎ、カカオバターに含まれるオレイン酸コレステロールを抑制し、生活習慣病予防につながります。

他にも食物繊維や不足しがちなミネラル、特に血流をよくするマグネシウム亜鉛などが豊富。

さらにチョクレートには、鎮静作用があるテオブロミンという成分が含まれており、副交感神経を活性化してイライラ解消や脳の疲労回復にも役立ちます。

 

また、アーモンドやくるみなどのナッツもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なうえ、悪玉コレステロールを減らして肥満を予防するオメガ3脂肪酸もたっぷり含まれています

 

デスクワークで疲れたとき、小腹が空いたときは高カロリーで脂質や糖質過多のスナック菓子は避け、チョコやナッツをとること。

カカオ含有量が高いチョコや塩分、油分のない素焼きのナッツなどを選べばより効果的です。

 

 

チョコレートは完全栄養食

 

すごい、チョコレートの主原料「カカオ」の効能

 

「カカオポリフェノール…抗酸化作用があり、血管を丈夫にして動脈硬化を予防

カカオバターオレイン酸が含まれており、コレステロールを抑制

「食物繊維」…腸が健康に

「テオブロミン」…神経を鎮静化しイライラを解消したり、脳の疲労を癒す効果がある

 

ほかにもマグネシウム、和えなどのミネラルも豊富

 

 

間食におすすめなナッツやチョコレートで頭が冴える

 

アーモンドやくるみなどのナッツ類はビタミンとミネラルの宝庫。

食物繊維も豊富でカカオと同じように腸内環境を整える効果もあります。

また、オメガ3も豊富なので体内の悪玉コレステロールを減少させたり生活習慣病や肥満を予防する効果もあります。

 

・宇宙飛行士が心身ともに高いパフォーマンスを発揮するために、ナッツを積極的に摂取しているのは有名な話。

・集中力を高め、最大のパフォーマンスをするためにチョコレートを食べるアスリートは多い。

・チョコレートやナッツは仕事や勉強中の間食にも、おすすめ。

カカオ含有量の高めなチョコレートなら、よりカカオの栄養分を享受できます。

「自律神経の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

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