海藻、まいたけ、ネバネバ食品

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海藻、まいたけ、ネバネバ食品

 

ヒジキやワカメなどの海藻類、きのこ類、オクラ、納豆、モロヘイヤなど、俗にネバネバ食品とも呼ばれる食品にも食物繊維が多いことから、AGE対策には有効といえるでしょう。

 

実際に、まいたけにはαグルカン、βグルカンやキチンなどの食物線維が多く含まれ、食後の血糖値の上昇を抑える作用があること、また、まいたけの抽出物により糖化反応が抑えられ、AGEの形成が抑制されることが明らかにされています。

 

また、まいたけや桜エビなどに多く含まれるキチン、キトサンは、AGEとくっつき、食品に由来するAGEの吸収を抑えてくれる可能性も期待されています。

 

 

果物――ベリー系がおすすめ

 

果物類では、ブルーベリー、ラズベリークランベリーなどのベリー類が抗AGE食品の筆頭となります。

ベリー類にはフィセチンやアントシアニンといった抗酸化作用や抗炎症作用に優れたフラボノイド(ポリフェノ―ルの一種)が多く含まれています。

これらの果物は適量食べる分には、糖尿病の発症リスクを低下させます。

 

ただし、カンタロープ(赤肉種のマスクメロン)はファイトケミカルの含有量が少なく、栄養価に乏しいとの報告があります。

実際にある研究では、カンタロープの摂取は、糖尿病の発症リスクを高めてしまう可能性が示されています。

 

総じていえることですが、果物、特にフルーツジュースの過剰摂取は脂肪肝を起こしたり、尿酸値やAGE増やしてしまう恐れがありますので注意するようにしてください。

「老けない人は何が違うのか より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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