熱い緑茶と冷たい緑茶、それぞれ効能が違う
免疫力アップにオススメの食材《緑茶》
お茶にはカテキンというポリフェノールが含まれているが、なかでも緑茶は4種類ものカテキンを含む優秀な飲み物。
カテキンはファイトケミカルの一種で、抗酸化作用などを持つとともに、お茶の渋みや苦みも生み出している。
また、お茶にはビタミンCやカフェインなどの有用な成分も含まれている。
◆免疫力アップのポイント
・冷たいお茶のカテキンはマクロファージを活性化
緑茶に含まれるカテキンは、お茶を熱いお湯で入れるか冷たい水で入れるかによって、その効能に違いが現れます。
熱いお茶の場合、エピガロカテキンガレートというカテキンが多く抽出され、花粉症などのアレルギー症状を和らげます。
また、抗酸化作用による免疫力の向上も期待できます。
その効果はビタミンCの数十倍にも。
一方、冷たいお茶の場合、エピガロカテキンが多く抽出されます。
これはマクロファージを活性化させて病原菌などへの抵抗力を高めます。
さらにO157や水虫の原因菌などにも効果があることがわかっています。
「免疫力の話 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
ビタミンB12について?
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