<第3章>生活習慣や運動で免疫力を上げる

<第3章>生活習慣や運動で免疫力を上げる

 

肩の上げ下げ運動が最強に効く

 

《筋肉が固まると免疫力が低下する!?

 

長時間、机に向かって勉強や仕事を続けていたら、気づいたときには首や肩まわりの違和感、緊張がひどく、筋肉がカチコチにコリ固まっていた――こんな経験、誰でも一度や二度はあると思います。

普段からデスクワーク中心の方がしつこい肩コリや冷え、偏頭痛に悩まされているというのもよく聞く話です。

 

イスに座っている状態は、立っているときに比べて負担が少なく姿勢的には楽ですが、そのぶん体を動かさないため、肩や首の筋肉はコリ固まり、全身の血流も悪くなりがちです

こうした状態が毎日のように続けば、肩コリや冷えといった体の不調が起こるのも当たり前。

ひいては免疫力の低下を招く恐れもあります。

 

では、そうならないためにどうするか?

原因は座ったまま同じ姿勢でいることなので、定期的に体を動かして全身の筋肉をほぐしてやればいいのです。

手軽にできる全身運動としてはラジオ体操がオススメですが、人目のあるオフィスや学校の場合は、イスに座ったままでもできる「の上げ下げ運動」がピッタリ、肩や首を中心に上半身の筋肉を動かすことで、滞りがちな血流をよくして、肩コリ予防や体を温める効果があります

テレビを見ながら、家事の合間にもできるので、定期的に体を動かすことを心がけましょう。

 

 

肩をほぐして免疫力アップ

 

1.肩に両手を乗せる

2.両ひじを胸の前でくっつけてゆっくり上へ

3.ひじを顔の高さまで上げたら再びゆっくり下す

4.1~3を数回繰り返す

 

◆運動時の注意点

 

・両ひじは無理してくっつけなくてもOK

・背筋を伸ばして肩全体が動くように意識する

・動きはゆっくり、無理のない範囲で

「免疫力の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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