ゆっくり話すと、若々しくなる

ゆっくり話すと、若々しくなる

 

ゆっくり話すメリットはまだまだあります。

ゆっくり話すと自然と呼吸が深くなるので、末梢の細胞一つひとつにまで、酸素と栄養を供給することができます。

心身のパフォーマンスが高まるのはもちろん、肌や髪など、見た目も若々しくなります。

 

人は年齢を重ねると、記憶力が低下したり疲れやすくなったりしますが、実はこれらの多くは、「年齢」よりも「自律神経の乱れ」が原因のことが多いのです。

 

自立神経が乱れているせいで、末梢の細胞にまで血液が届いていないのです。

 

したがって、ゆっくり話すことで体のすみずみまで血液を届ければ、思考力・判断力・記憶力・集中力など脳の機能が活性化するとともに、前向きな心やチャレンジする勇気、つややかな肌、コシのある髪、疲れにくい体……など、若さの賜物を取り戻すことが可能なのです。

 

 

ゆっくり話して、駆け引き上手になる

 

心を引きつける人は、みんなゆっくり話しています。

 

ゆっくり話すと心を引きつける理由のひとつは、エレガントな印象を与えることができるからです。

キャピキャピ話す人は元気でよいのですが、少し慌ただしい印象を与えます。

しかし、ゆっくり話す人は上品さを醸し出すことができます。

 

そしてもうひとつの理由は、ゆっくり話すことで呼吸が深くなり、自律神経のバランスを整えることができるからです。

絶妙のタイミングで相槌を打ったり、会話を広げたりできるので、相手は心地よくなり、虜にされてしまいます

 

反対に、自律神経のバランスが乱れていると、会話がうまく運びません。

交感神経が高すぎると自分のアピールばかりしてしまい、相手は引いてしまいますし、副交感神経が高すぎるとタイミングよくリアクションがとれず、会話は弾みません。

 

つまり、ゆっくり話すことによって、押すところは押す、引くところは引くという、駆け引きを上手に行える人に変身できるのです。

 

 

ゆっくり話すためには、意識をする

 

「ゆっくり話したくても、ついつい早口になってしまう」という方もいらっしゃると思います。

しかし、ゆっくり話すためには、「ゆっくり話す」と意識するしかないのです。

 

人は、ふだん無意識の中で生きています。

 

たとえば、青いネクタイが欲しいと思っていると、青いネクタイの人が目についたり、ダイエットしたいと思っていると、スタイルのいい人がやたら多いように感じたりしたことはありませんか?

 

もちろん、昨日今日で、急に青いネクタイの人やスタイルのいい人が増えたわけではなく、それまで単に意識していなかっただけです。

しかし、対象を意識したことによって、それを把握できるようになったのです。

 

このように、私たちは周りの状況さえきちんと把握しないまま毎日を生きており、意識して初めて認識することができます。

 

しかし逆を言うと、意識さえすれば、ターゲットを的確に捉えられるということです。

これまで、ついつい早口になってしまっていたけれども、「ゆっくり話す」と、常に意識することで、必ずゆっくり話せるようになります

 

意識することこそが、ゆっくり話せるようになる近道なのです。

「自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 より」

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/