第2章 カバンが黒ならスマホケースはオレンジ色にする

第2章 カバンが黒ならスマホケースはオレンジ色にする

 

年齢を重ねるごとに認知機能が低下するのは誰にでも起こること。

そんな自然の摂理に抗っても仕方ありません。

 

私たちにとって大事なのは、自分ではコントロールできないことはあっさり受け入れ、その上でストレスを減らし、自律神経を乱さない工夫をいかにしていくかです。

 

そのひとつに「カバンとポーチ(小物入れ)などの色を変える方法」があります。

 

カバンの中からものを取り出すとき、なかなか見つからないとそれだけでストレスです。

 

まして、「あれ、忘れてきたのかな」と思ったり、携帯電話が見つからず「もしかして、ランチをしたお店に置いてきたのかも」なんて思った瞬間に自律神経は乱れます。

 

ここでのポイントは、実際に忘れていなくても「忘れたかも!」と思った瞬間にコンディションを崩している点。

そんな事態にならないためにも「カバンの中にあるのに、見つけにくい状態」を排除しておく必要があります。

 

そのために有効なのが、カバンとポーチの色、あるいは財布や定期入れ、スマホのケースの色などを極端に変えておくことです。

 

私は黒いカバンを使うことが多いので、バッグ・イン・バッグとして使っているポーチは明るいオレンジ色にしています。

カバンを開けた瞬間、その鮮やかな色が目に飛び込んできます。

カラフルなバッグを使っている人なら、逆に黒や茶色など深い色のポーチや財布、スマホケースを選ぶことをおすすめします。

 

カバンやポーチ、財布や定期入れなどをお気に入りの色に統一している人ももちろんいるでしょう。

それで気分がよくなり自律神経が整うなら、それも悪くはありません。

しかし「カバンの中のものを探すストレス」を少しでも感じているなら、色を極端に変えてみるのも一案です。

 

認知機能の低下を上手に補うのも、心地よく暮らすために大事な要素です。

「はじめる習慣 より」

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/