小さな工夫が脳トレ効果を大きくする

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小さな工夫が脳トレ効果を大きくする
 
家事をするとき、積極的に工夫を加えていくといいでしょう。
 
脳は繰り返し行われる行動を反射的に処理できるよう、常に神経細胞のネットワークを整理しているところがあります。
ほとんど眠っていてもできるような活動がありますが、そういう活動ばかり繰り返していても、前頭葉に司令塔としての仕事を十分にさせているとは言えません。
家事も長年やっていると、そういう要素が多くなってきます。
 
週に一度はつくったことのない料理に挑戦するとか、気がついたときに家のどこかを小さく模様替えするとか、その程度のことでもかまいません。
家事の中に変化を加え、工夫してこなすようにすると、もっといいトレーニングになると思います。
 
「脳が冴える15の習慣 より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナブスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
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