かつお節や落花生が記憶力をアップさせる
かつお節や落花生が記憶力をアップさせる
記憶力がアップする薬があったらいいと思いませんか?
即効性がある薬ではないものの、記憶力が高まるといわれている栄養素があります。
それが「ビタミンB3」です。
唐突に「ビタミンB3をとれ」といわれても、ビタミンB3とは何か、そして何を食べたらいいかわからないと思いますので補足をしましょう。
ビタミンB3はナイアシンとも呼ばれ、ニコチンアミドとニコチン酸の総称です。
タンパク質や糖質の代謝をつかさどったり、脳や神経機能を正常に保つ働きがあります。
ビタミンB3が不足すると、皮膚炎や胃腸障害、性ホルモンなどの合成にも影響を及ぼすといわれています。
そんなビタミンB3の研究をしたのは、米・カルフォルニア大学アーバイン校のキム・グリーン氏らでした。
実験は、アルツハイマー病を発症しているマウスを使っておこなわれました。
マウスにビタミンB3のニコチンアミドを与えると、記憶力と認知力がアップすることがわかったというのです。
マウスで成功した研究は、現在は人間でおこなわれているとのこと。
今後のアルツハイマー病に効果があるという結果報告に注目したいと思います。
ちなみに、ビタミンB3を多く含む食品には、かつお節やインスタントコーヒー、干しシイタケや落花生などさまざまな種類と幅があります。
いつまでも健康な体でいられるためにはよくいわれることですが、まんべんなく栄養をとることが大切になってくるでしょう。
「安いから」「手早く済ませたいから」「選ぶのが面倒だから」……そんな気持ちで食事の時間を過ごしていると、いつか脳にも影響が出てしまうかもしれないのです。
なお、アルコールはB3を消費します。
お酒を飲むときは、かつお節のかかった冷や奴とか、落花生をおつまみにするといいでしょう。
「今日からはじめるもの忘れを防ぐ方法68 より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸などのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html
記憶力がアップする薬があったらいいと思いませんか?
即効性がある薬ではないものの、記憶力が高まるといわれている栄養素があります。
それが「ビタミンB3」です。
唐突に「ビタミンB3をとれ」といわれても、ビタミンB3とは何か、そして何を食べたらいいかわからないと思いますので補足をしましょう。
ビタミンB3はナイアシンとも呼ばれ、ニコチンアミドとニコチン酸の総称です。
タンパク質や糖質の代謝をつかさどったり、脳や神経機能を正常に保つ働きがあります。
ビタミンB3が不足すると、皮膚炎や胃腸障害、性ホルモンなどの合成にも影響を及ぼすといわれています。
そんなビタミンB3の研究をしたのは、米・カルフォルニア大学アーバイン校のキム・グリーン氏らでした。
実験は、アルツハイマー病を発症しているマウスを使っておこなわれました。
マウスにビタミンB3のニコチンアミドを与えると、記憶力と認知力がアップすることがわかったというのです。
マウスで成功した研究は、現在は人間でおこなわれているとのこと。
今後のアルツハイマー病に効果があるという結果報告に注目したいと思います。
ちなみに、ビタミンB3を多く含む食品には、かつお節やインスタントコーヒー、干しシイタケや落花生などさまざまな種類と幅があります。
いつまでも健康な体でいられるためにはよくいわれることですが、まんべんなく栄養をとることが大切になってくるでしょう。
「安いから」「手早く済ませたいから」「選ぶのが面倒だから」……そんな気持ちで食事の時間を過ごしていると、いつか脳にも影響が出てしまうかもしれないのです。
なお、アルコールはB3を消費します。
お酒を飲むときは、かつお節のかかった冷や奴とか、落花生をおつまみにするといいでしょう。
「今日からはじめるもの忘れを防ぐ方法68 より」
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ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸などのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html