油はオリーブオイルを使う
油はオリーブオイルを使う
オリーブオイルは血液中の悪玉コレステロール(LDL)を減らし、動脈硬化の予防になるので、脳血管性の認知症のリスクを下げる効果も期待されています。
その理由は、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸にはLDLを下げる効能があるからです。
オリーブオイルは酸化しにくく、「体にいい油」として有名です。
油を使う料理なら、オリーブオイルにしたほうがいいようです。
オリーブオイルが不飽和脂肪酸と呼ばれるグループに属しているのに対して、飽和脂肪酸というグループがあります。
飽和脂肪酸は牛肉や豚肉、鶏肉などを食べることで私たちの体に取り込まれますが、人間は動物よりも体温が低いため、体内で脂が固まりやすい特徴があります。
したがって、飽和脂肪酸を過剰にとることで、血液が固まりやすくなります。
認知症を発症していない65歳以上の人を対象に4年間にわたって調査をしたところ、飽和脂肪酸をとりすぎていた人は、それほどとっていなかった人に比べて2.2倍もアルツハイマー病を発症しやすいという結果も出ています。
一方、「マーガリン」を多量に摂ることはおすすめできません。
マーガリンは、人間の体にとって百害あって一利なしといわれるトランス脂肪酸を含む食品です。
2000年8月、ニューヨーク市は「心臓病の危険が高くなる」という理由からトランス脂肪酸の使用を控えるように、市内の飲食店に呼びかけました。
翌年には、アメリカ全土トランス脂肪酸含有量の表示が義務づけられたのです。
私たちの健康は自分たちで守る時代。
油ひとつとっても、吟味する必要がありそうです。
「今日からはじめるもの忘れを防ぐ方法68 より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸などのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html
オリーブオイルは血液中の悪玉コレステロール(LDL)を減らし、動脈硬化の予防になるので、脳血管性の認知症のリスクを下げる効果も期待されています。
その理由は、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸にはLDLを下げる効能があるからです。
オリーブオイルは酸化しにくく、「体にいい油」として有名です。
油を使う料理なら、オリーブオイルにしたほうがいいようです。
オリーブオイルが不飽和脂肪酸と呼ばれるグループに属しているのに対して、飽和脂肪酸というグループがあります。
飽和脂肪酸は牛肉や豚肉、鶏肉などを食べることで私たちの体に取り込まれますが、人間は動物よりも体温が低いため、体内で脂が固まりやすい特徴があります。
したがって、飽和脂肪酸を過剰にとることで、血液が固まりやすくなります。
認知症を発症していない65歳以上の人を対象に4年間にわたって調査をしたところ、飽和脂肪酸をとりすぎていた人は、それほどとっていなかった人に比べて2.2倍もアルツハイマー病を発症しやすいという結果も出ています。
一方、「マーガリン」を多量に摂ることはおすすめできません。
マーガリンは、人間の体にとって百害あって一利なしといわれるトランス脂肪酸を含む食品です。
2000年8月、ニューヨーク市は「心臓病の危険が高くなる」という理由からトランス脂肪酸の使用を控えるように、市内の飲食店に呼びかけました。
翌年には、アメリカ全土トランス脂肪酸含有量の表示が義務づけられたのです。
私たちの健康は自分たちで守る時代。
油ひとつとっても、吟味する必要がありそうです。
「今日からはじめるもの忘れを防ぐ方法68 より」
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ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
一般にビタミンB類は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸などのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html