選び方、とり方……「アマニ油」6つの注意点

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選び方、とり方……「アマニ油」6つの注意点
 
アマニ油を摂取するときの注意点をあげておきましょう。
 
・アマニ油は酸化しやすいので1カ月を目処に使い切る
・アマニ油は冷暗所で保存する
・アマニ油は低温圧搾やコールドプレスと表示されているものがよい
・ローストアマニ(粒・粉末)は酸化する心配はない
・脂質が主成分なので摂りすぎは禁物だが、その分糖質を減らせば心配ない
1日の摂取量は、アマニ油小さじ12杯程度
 
酸化しやすいので「加熱」は×
 
アマニ油だけでなく、αリノレン酸を多く含む油全体に言えることなのですが、酸化しやすいので加熱料理には使わないようにしてください。
 
また、光でも酸化するので、開封後は冷暗所で保存し、1カ月以内に使いきるようにしましょう。
 
開封して時間が経つと、酸化して色がにごったり、クセのある香りが出たりします。
加熱せずに搾った新鮮なアマニ油は薄い金色で透き通っていて、苦味や香りはほとんどありません。
苦味や香りが出てきたときには、油が過度に酸化してしまっている可能性があります。
 
そうなると、過酸化脂質という体に害のある脂質に変化してしまっているので、食用にはあまりおすすめできません。
 
とはいえ、「オメガ3脂肪酸」だって、いきなり完全に酸化するわけではありません。
 
魚のEPAで実験したところ、冷蔵庫に1週間以上おいていてもほとんど酸化していなかったという結果も得られています。
 
少なくとも食べられる状態の魚であれば、油は酸化している心配はないと考えていでしょう。
油も同じです。
口にしたときに、がまんできない苦味や香りがほとんどないかぎりは、使用しても問題ないでしょう。
 
「低温圧搾」「コ-ルドプレス」を選ぶ
 
もうひとつ。
アマニ油を選ぶときには、製造方法にも注意しましょう。
 
せっかく体にいい油なのですから、低温圧搾やコールドプレスと表示されている、高品質のものを選ぶと安心です。
 
これらは、アマニから油を絞るとき、加熱による品質の低下を最小限におさえてつくられていると考えられるからです。
 
アマニ油はフラックスシードオイルと表記されていることがありますが、日本語か英語かの違いだけで、中身は同じです。
 
ローストアマニは殻で保護されているので、ロースト(加熱)しても酸化する心配はありません。
安心して召し上がってください。
 
1日にどれくらいとればいい?
 
油をおすすめするときに必ずといっていいほど摂取量について聞かれます。
油は高カロリーというイメージがついているせいか、太ることを心配される人がいらっしゃいますが、それほど気にしなくても大丈夫です。
 
「なんちゃって糖質制限」をしていると、カロリーが自ずと抑えられています。
アマニで多少カロリーをとったとしても、太る心配はありません。
 
アマニの主成分は、脂質ですから、過剰にすりすぎるのはよくありません。
とはいえ、油や香辛料として使うのですから、いっきにたくさん食べることはないでしょう。
 
アマニ油であれば、1日にスプーン12杯を目安にとりましょう。
 
ローストアマニは食事に加える程度であれば、とりすぎの心配はありません。
 
安心してどんどんとって、“アマニスト”の仲間入りをしてください。
「血管の名医が教える15歳若返る習慣 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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