
食後の1時間に何をするかで、老ける老けないが決まる
カラダを老けさせてしまうAGEsは、日常的に糖質をとりすぎて、血糖値を急上昇させることによって増えます。
つまり、血糖値と大きな関係にあります。
人は、食後に血糖値が上昇します。
食事でとった糖質が分解されてブドウ糖となり、血中に溢れてくるから、血糖値が上がるわけです。
ですから、体内を若々しく保つためには、血糖値を急激に上げない生活を送ることがポイントになります。
では、どうすれば血糖値を上げないようにできるのでしょうか。
これが、意外と簡単なことばかりなのです!
まずは、食事はゆっくり食べること。
一気に食べると急激に血糖値が上がってしまいます。
同じ量を食べてもゆっくりよく噛んで食べたほうが血糖値は上がりにくくなります。
次に、食事からの糖質量は適量にすること。
要するに、腹八分目です。
主食のごはんなどをお腹いっぱい食べれば、血中にブドウ糖がたくさん溢れ出してしまいます。
意外なポイントとしては、食べる順番に気をつけること。
野菜や海藻類、キノコ類など、食物繊維が豊富な食材を先に食べておくと、糖質の吸収を抑えることができます。
ですから、野菜などを最初に食べ、それから肉・魚、最後にごはんなどの炭水化物を食べるようにすると、血糖値が上がりにくくなります。
そして、最後の決め手が、食後1時間以内の過ごし方です。
というのも、血糖値は食後1~2時間以内にもっとも高くなるので、その時間にせっせとAGEsが作られている可能性が大きいからです。
これを少しでも防ぐには、食後1時間までに軽くカラダを動かし、ブドウ糖をエネルギーとして使ってしまうのが効果的です。
そうすれば、血糖値の上昇が抑えられ、そのぶんAGEsも作られずにすみます。
おすすめは、食後30分ほどしてから2kmくらいの距離を、30分ほどウォーキングすること。
たとえば、ちょっと離れた場所で外食して、のんびり歩いて帰ってくると、ちょうどいい運動になると思います。
ウォーキングが面倒な人は、ラジオ体操やストレッチなど、ちょっとした運動でもかまいません。
要は、少しカラダを動かすことで、食事でとった糖質をエネルギーとして消費すればいいのです。
※たんぱく質が糖化反応を起こすと、「AGEs」という物質が出てきます。
AGEsは、もともと食品に含まれている場合、加熱調理の際に生まれてくる場合、カラダの中で生まれてくる場合があります。
カラダの中で生まれてくる場合は、糖質を一度の食事でとりすぎたとき、血中に漂っている余分な糖質と体内のたんぱく質が結びつくことでできます。
このカラダの中で生まれたAGEsは、カラダにさまざまな悪影響を及ぼしているのです。
中でも問題が大きいのが、動脈硬化との関係です。
「老けない人は何を食べているのか より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
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