あの食品の食べすぎが、大人ニキビの原因だった

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あの食品の食べすぎが、大人ニキビの原因だった
 
ニキビといえば、青春の象徴のように思われがちですが、大人にも多い肌のトラブルのひとつです。
ニキビができると肌が荒れているように見えるので、若さの象徴どころか、老けて見えるだけです。
 
実は、若い人が思春期にできるニキビと大人ニキビでは、発生原因が違います。
 
若い人のニキビは、ホルモンバランスの乱れにより皮脂の分泌が盛んになることと、ビタミンA不足によって毛穴に皮脂が詰まることで起きます。
ビタミンAが不足すると毛穴の角化異常が起き、皮脂の出口が狭くなるのです。
ですから、さらに成長してホルモンバランスが安定すると、自然と治ってくることがほとんどです。
 
では、大人ニキビの原因はなんでしょうか。
 
原因はいくつかありますが、最大の原因は、ズバリ、食生活の乱れ。
 
食生活が乱れてビタミンAが不足すると、若い人と同じように毛穴の角化異常が起きて、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビができます。
 
鉄不足も大人ニキビと関係していて、特に口のまわりにニキビができやすくなります。
 
また、チョコレートやアイスクリーム、ケーキなどのスイーツを食べすぎると、糖質を分解するのにビタミンB群を使うので、肌に使われるはずだったビタミンB群が不足してしまいます。
ビタミンB群が不足すると、皮脂の分解がスムーズにいかなくなって、ニキビを誘発します。
 
そして、実は肉を食べすぎることも、ニキビにつながります。
 
健康な肌を保つために欠かせない動物性たんぱく質を補充するため、肉や魚を1日の中で各々50100g程度食べることをおすすめしましたが、たんぱく質の分解はビタミンB6が、脂質の分解にはビタミンB2が使われるため、肉を食べすぎると、肌のために使われるはずだったビタミンB群が不足しかねません。
ですから、健康で美しい肌のためには、肉はあくまでも適量食べることが大切です。
 
ニキビの原因菌といわれるアクネ菌に効果があると宣伝されている化粧品を使ったり、抗生物質などの治療を行なっても、それだけでは大人ニキビを根本的に解決することはできません。
 
それよりはビタミンB2が豊富な牛乳、納豆、卵、そしてビタミンB6が豊富なマグロ、サケ、イワシ、バナナ、サツマイモなどを食事に取り入れ、必要なビタミン類を補給し、カラダの中からニキビを予防することをおすすめします。
 
もちろん、食生活以外にも、睡眠不足やストレスなども大人にきびの原因になります。
早めに夕食をとって、しっかり寝て休息をとり、ストレスをためない生活を心がけましょう。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
また、一般にビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
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