本当の自分を見つけるために、まず血流をよくする

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本当の自分を見つけるために、まず血流をよくする
 
もちろん人間の心は非常に複雑です。
 
単純に体の生理的な変化だけですべて決まるわけではありません。
 
血流をよくして体を整えるということは、ノイズを取り除くことにも似ていると思っています。
 
うるさい大型道路の横で考えごとをするよりも、静かな湖畔で美しい自然を眺めながら考えごとをしたくありませんか?
 
血流が悪いことで、小さな細胞一つひとつが出すノイズ、それを取り除いてあげること。
血流をよくして体を整えるということは、心にとって穏やかで静かな環境をつくり出してあげることと同じことです。
 
やる気がなくて決めたことが続かない。
不安で自信がなくて、いつもひとの顔色をうかがってしまう。
怒りたくないし、ひとにもやさしくしたいのに、イライラしていやなひとになってしまう。
 
それは、本当のあなたではありません。
 
血流が悪くて、体がノイズだらけだから、心が反応してそうなってしまっただけなのです。
 
もしも、あなたが、自信をもちたい。
穏やかでいたい。
前向きでいたい。
「こうなりたい」「こうありたい」と、今とは違う自分を望んでいるのなら、それは単なる夢や願望ではありません。
それが本来のあなたの心です。
 
単に、体にあふれたノイズのせいで、生理的な信号をとらえ間違えたせいで、心が本来の状況とは違う形に変化しているだけなのです。
 
自分を変え、自分を高めるためにセミナーに参加する。
本を読んでみる。
講座を受けてみる。
そういった努力をしたことがあるかもしれません。
そういった心のトレーニングをしても、なかなかうまくいかなかったとしたら、それはあなたが悪いわけではなく、努力が足りなかったわけでもなく、単に準備ができていなかっただけです。
 
 そのときの血流はよい状態でしたか?
 万全の体調でしたか?
 
 ヨガの行者や座禅をす高僧のでも、まず体調から整えて、次に内面を見つめる心の作業に入ります。
 
体がノイズであふれていれば、体から生まれるマイナスの感情のせいでうまくいかないのは、無理もありません。
心のトレーニングをするときは、まず血流をよくしておくことを忘れないでください。
 
 体のノイズを取り除けば、心はあるべき形へと戻っていくのです。
 血流をよくすれば、本当の自分が自然と見つかります。
「血流がすべて解決する より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。
さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
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