
疲労予防には、酸っぱい食材が効くと昔から言い伝えられてきました。
黒酢は普通の酢とは違います。
JAS企画(農林水産大臣による品質保証規格)では、米黒酢は、穀物酢のうち、原材料として米(玄米)またはこれに小麦もしくは大麦を加えたもののみを使用したもので、穀物酢1リットルに対して原材料が180g以上使用されており、かつ、発酵や熟成によって褐色または黒褐色に着色したもの、と定められています。
クエン酸は、細胞のエネルギー効率を高めて疲れを軽くします。
ミトコンドリアでは、糖質や脂質といった栄養素を活用してエネルギーを生み出しています。
細胞の直接のエネルギー源は、ATP(アデノシン三リン酸)という物質です。
ATPがADP(アデノシン二リン酸)という物質に変化するとき、細胞にエネルギーを供給するのです。
このATPの貯蔵量には限りがあります。
クエン酸がとくに効くのは、残業時や長時間の運動時のように、栄養補給が追いつかない状況で頭や体を酷使したときです。
たとえば、残業で小腹が空いたら、「梅干し入りのおにぎり栄養補給」「レモンや黒酢入りの清涼飲料水でのどの渇きをいやす」のもよいでしょう。
「すべての疲労は脳が原因2 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。
そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
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