長寿遺伝子のスイッチを押す食べ物
カロリー・リストリクションの実践法ですが、五大栄養素のバランスは保った上で、1日3食をとる時に、それぞれ腹七分を心がけるようにします。
カロリー・リストリクションのルールは、1.量は控えめ(粗食)、2.栄養はバランスよく、3.何でもまんべんなく、この三つです。
・リンゴ
・たまねぎ
・大豆
・ココア
・緑茶
・コーヒー
これらは強い抗酸化作用を持つ食材です。
また老化を防ぐという意味では、「色のついた食材をとる」というルールも覚えてください。
カラフルな色合いの食材は抗酸化作用の高い成分を含んでいます。
一方で、人工的に精製されたものは体内で酸化をもたらしやすい食べ物です。
未精製の食べ物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれるだけでなく、血液中への血糖吸収速度が抑えられます。
簡単に言えば、GI値の高いものではなく、低いものを食べ物として取り入れるということによって老化を防ぐことができます。
食材は精製されている度合いが強いほど白くなりますが、白いものではなく色のついたもの、できるだけ精製されていないものをとること。
お米なら白米より玄米、パンなら白い食パンよりライ麦パン、砂糖なら白糖ではなく黒砂糖です。
ちなみに最悪なのは、喉ごしがよくつい手を出してしまう清涼飲料水である事実も覚えておいてください。
※GI値(グリセミック・インデックス)とは、炭水化物の摂取源となる食品を摂った際の血糖値の上昇速度について、主にブドウ糖を基準(100)として相対的な数値で表したものです。つまり、それぞれの食品に含まれる炭水化物の燃焼時間のスピードを示した数値のことで、GI値が高いほど素早く、逆に低いほどゆっくりとエネルギーになるということができます。
ブドウ糖を100とした場合、この数値が60以下であれば、血糖値はゆるやかなカーブを描いて変化する安心食材であることを意味し、61~70の場合は要注意食材、71以上の食材は血糖値を急激に上る厳重注意食材です。白米は84、食パンは91、うどんも80と厳重注意の高さです。白米を胚芽米や玄米に変えたり、白米に雑穀を混ぜるだけでも効果は現れます。食パンの代わりにライ麦パンや全粒粉パンに、麺類なら、うどんよりそばがおすすめです。
<60以下(安心食材)>
十割そば59、ライ麦パン58、玄米56、全粒粉パン50、肉類45~49、魚介類40前後、チーズ35、卵30、バナナ55、トマト30、アーモンド30
<61~70(要注意食材)>
胚芽米70、とうもろこし70、そうめん68、スパゲティ65
<71以上(厳重注意食材)>
白砂糖110、白キャンディ108、チョコレート91、食パン91,じゃがいも90、はちみつ88、白米84、うどん80
しかし、GI値を難しく考える必要はありません。基本的には、どんな食べ物でも精製・加工の程度ができるだけ低いものを選ぶようにすればいいのです。精製された“白い”ものより“茶色”のものを選びましょう。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
10年ほど前から赤ワインに含まれているポリフェノールが健康によいという研究結果が発表されていますが、近年、特に脚光を浴びているのが、ポリフェノールの中でも際立って、抗酸化作用の強いレスベラトロールという物質です。
このレスベラトロールには、長寿遺伝子といわれる「サーチュイン遺伝子」を活性化させる働きがあります。この遺伝子は特別な人だけではなく、誰もが持っている遺伝子で、この働きを良くする事で健康なまま100歳を迎えられるといわれています。
このレスベラトロールには、長寿遺伝子といわれる「サーチュイン遺伝子」を活性化させる働きがあります。この遺伝子は特別な人だけではなく、誰もが持っている遺伝子で、この働きを良くする事で健康なまま100歳を迎えられるといわれています。
また、Baurらの研究チームのマウスによる実験でも長寿に関する有意な結果が確認されております。
厳選された赤ワインエキスから製品化された「レスベラトロール」。
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!