熱い緑茶と冷たい緑茶、それぞれ効能が違う

熱い緑茶と冷たい緑茶、それぞれ効能が違う

 

免疫力アップにオススメの食材《緑茶》

 

お茶にはカテキンというポリフェノールが含まれているが、なかでも緑茶は4種類ものカテキンを含む優秀な飲み物。

カテキンファイトケミカルの一種で、抗酸化作用などを持つとともに、お茶の渋みや苦みも生み出している。

また、お茶にはビタミンCやカフェインなどの有用な成分も含まれている。

 

◆免疫力アップのポイント

 

ファイトケミカルカテキンを含む

熱いお茶カテキンはアレルギー症状を緩和

・冷たいお茶のカテキンはマクロファージを活性化

 

緑茶に含まれるカテキンは、お茶を熱いお湯で入れるか冷たい水で入れるかによって、その効能に違いが現れます。

 

熱いお茶の場合、エピガロカテキンガレートというカテキンが多く抽出され、花粉症などのアレルギー症状を和らげます

また、抗酸化作用による免疫力の向上も期待できます。

その効果はビタミンCの数十倍にも。

 

一方、冷たいお茶の場合、エピガロカテキンが多く抽出されます。

これはマクロファージを活性化させて病原菌などへの抵抗力を高めます

さらにO157や水虫の原因菌などにも効果があることがわかっています。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

みかんは皮も役に立つ

みかんは皮も役に立つ

 

免疫力アップにオススメの食材《みかん》

 

近年は消費量でバナナに抜かれたものの、古くから日本で愛されてきた果物のミカン。

ビタミンCが豊富なほか、ファイトケミカルのβクリプトキサンチンを含んでいる。

秋から冬にかけて収穫されるものが多く、寒い時期に食べる果物として人気。

和歌山、愛媛、静岡が日本の三大産地として知られている。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・豊富なビタミンCでNK細胞を活性化

・抗酸化作用のあるβクリプトキサンチンを含む

・皮の部分はとくに栄養価が高い

 

みかんといえば豊富なビタミンCがまず頭に浮かぶと思います。

ビタミンCはNK細胞を活性化して風邪や感染症の予防に役立つ大事な栄養素です。

 

また、みかんにはβクリプトキサンチンというファイトケミカルが含まれているのも特徴です

これは抗酸化作用を持つ物質で、老化やがんの原因となる活性酸素を取り除いてくれます

 

こうした栄養素は皮の部分に多く含まれているので、できれば皮まで活用したいところ。

皮ごと食べるのはあまり現実的ではありませんが、皮を乾燥させて陳皮にすれば、いろいろな食品にかけて食べられます。

 

 

食べるなら砂糖不使用のものを

 

免疫力アップにオススメの食材《ドライフルーツ》

 

ドライフルーツとは果物を天日干しなどで乾燥させた保存食のこと。

ブドウやアンズ、オレンジなど、いろいろな果物が原料に用いられる。

果物の栄養をそのまま凝縮し、食物繊維を豊富に含むのが大きな特徴。

水分をほとんど含まないため腐敗菌が増殖しにくく、長期保存できるのもメリットだ。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・果物の食物繊維がギュッと凝縮

・果物の皮ごと食べられて栄養満点

・糖質のとりすぎには注意

 

果物を乾燥させたドライフルーツは、果物の栄養を手軽にとれる食品です。

含まれる栄養素は原料の果物によって異なりますが、どのドライフルーツも食物繊維が豊富。

食物繊維は善玉菌を増やして腸内環境を整える効果がありますから、免疫力と深い関係にあります

また基本的に果物を丸ごと乾燥させたものなので、栄養の多い皮の部分まで食べられる長所も

 

とはいえ、原料はもともと甘い果物なので、食べすぎると糖質過多になってしまいます。

とくに砂糖を使用したものは要注意。

砂糖不使用のものを適量食べることを心がけてください。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

バナナは青いものでも、熟成したものでもよし

バナナは青いものでも、熟成したものでもよし

 

免疫力アップにオススメの食材《バナナ》

 

日本バナナ輸入組合の調査によると、バナナは2005年から2020年まで16年連続で「よく食べられる食べ物」の1位をキープ。

手軽に食べられるうえ、カリウムマグネシウムなどのミネラル類が豊富なのが要因だろう。

また、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含んでおり、ヨーグルトとの相性がいい。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・青いバナナは難消化性でんぷんで整腸作用

・熟したバナナは白血球の数を増やす

・ヨーグルトとの相性が抜群

 

バナナは青みのある若いバナナと、黄色い皮の表面に黒い斑点がある熟したバナナとで、健康への影響が変わってきます。

 

若いバナナは難消化性でんぷんという食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果を持っています

一方、熟したバナナのほうは白血球の増加を促し、免疫力を高める作用があります

 

また、バナナのオリゴ糖は腸内まで届いてビフィズス菌のエサになります。

ビフィズス菌入りのヨーグルトといっしょに食べると効果的でおススメです。

 

なお、熟したバナナを冷凍すると、含有するポリフェノールが増えるといわれています。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

卵は最低1日1個はとる

卵は最低1日1個はとる

 

免疫力アップにオススメの食材《卵》

 

卵はタンパク質と脂質をたくさん含み、カルシウムや鉄・亜鉛のミネラル類、それにビタミン類も豊富でまさに万能の食品。

コレステロールを多く含む点から、これまで「1日1個まで」とか「じつは上限はない」など話が二転三転してきたが、最新の摂取基準ではとりすぎを控えるよう改められた。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・良質なタンパク質で体を作るのに欠かせない

・ビタミン類や鉄分など他の栄養素も豊富に含む

・とりすぎにならない範囲でしっかり食べたほうがいい

 

体を作るためのタンパク質のほか多くの栄養素を含む卵は、免疫力アップに欠かせません。

 

卵といえば以前はコレステロールのとりすぎが心配されていましたが、じつはコレステロールは細胞膜をつくるのに重要な物質

不足すると免疫力が低下し、病気のリスクが高まります

大事な栄養素ですので、とりすぎにならない範囲で卵はしっかり食べたほうがいいのです

 

なお、料理によっては卵黄のみを使用する場合もありますが、卵の栄養のほとんどは卵黄に集中しているため、それでも問題はありません。

毎日1個を目標に、ぜひ卵を食べましょう。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。

脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。

40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。

脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10~20万個ずつ死滅していきます。

死滅した神経細胞は再生されず物忘れもひどくなります。

しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。

 

物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

なお、レシチンアセチルコリンに合成するには、ビタミンB群が欠かせないため、同時にとることが望ましいのです。

アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

肉は偏って食べてはダメ

肉は偏って食べてはダメ

 

免疫力アップにオススメの食材《肉》

 

メイン料理として親しまれる肉類は体を作るためのタンパク質の宝庫。

また、免疫力を支える鉄分や亜鉛なども豊富に含んでいる。

肉といえば牛・豚・鶏が代表的で、それぞれもも肉やバラ肉などさまざまな部位があるため種類は千差万別。

それぞれの栄養バランスの違いにも注意したい。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・牛・豚・鶏それぞれのアミノ酸の構成が違う

・鉄分は豚と鶏のレバー、亜鉛は牛肉全般が優れている

・皮膚や粘膜のガード機能を高めるビタミンB1なら豚肉

 

免疫力を高めるにはまず体をしっかり作ることから。

そのためにも、タンパク質が豊富な肉は食卓に欠かせません。

 

肉は牛・豚・鶏それぞれアミノ酸(タンパク質を構成する成分)のバランスが違い、また豚と鶏のレバーは鉄分が多いのに対して牛肉は全般的に亜鉛に優れるなど、栄養のバランスも異なります。

どれかひとつに偏らず、いろいろな肉をバランスよく食べるのが大事といえます。

 

なお、肉の鉄分はビタミンCといっしょにとると吸収がよくなります

ビタミンCが豊富な野菜や果物とともに肉を食べるのが効率的でオススメです

 

 

牡蠣を食べるならレモン汁で

 

免疫力アップにオススメの食材《牡蠣》

 

牡蠣はグリコーゲンにタンパク質、亜鉛やカルシウムをはじめとするミネラル類などたくさんの栄養素を含むことから「海のミルク」とも呼ばれる。

とくに亜鉛の含有量は全食品のなかでもトップクラス。

また、中華料理によく使われるオイスターソースは、牡蠣を煮出した汁から作った調味料である。

 

◆免疫力アップのポイント

 

亜鉛の含有量は全食品のなかでもトップクラス

亜鉛は皮膚や粘膜の新陳代謝に欠かせない

・レモンをかけて食べると亜鉛の吸収がよくなる

 

牡蠣に含まれる亜鉛は、皮膚や粘膜の新陳代謝に欠かせない大事な栄養素。

亜鉛が不足すると免疫力が低下し、病原菌やウイルスが侵入しやすくなってしまうため、積極的に牡蠣を食べて亜鉛をとりたいところです

 

その際、牡蠣にはレモンやすだちなどの汁をかけるのがオススメ。

これらに含まれるビタミンCやクエン酸亜鉛の吸収力を高めてくれるのです。

 

ちなみに牡蠣の煮汁から作られるオイスターソースにも、亜鉛は多く含まれます。

これは中華料理によく使われるソースですが、他のいろいろな料理にかけるのも有効な手です。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

イタリアで、子供に完全菜食を強いる親に対し、禁固刑の罰則を与えるという変わった法案が議会に提出されました。

肉や魚を食べない人を菜食主義者の「ベジタリアン」と呼ぶのに対し、肉や魚だけでなく、卵、バター、はちみつなど、動物搾取による製品も食さない人を完全菜食主義者の「ビーガン」と呼んでいます。

つまり、イタリアでは、子供に肉、魚、卵などを与えないビーガンの親は、法律で罰せられるべきという議論が持ち上がっているのです。

なぜ、このような法が提案されるに至ったのでしょうか。

イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。

このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。

幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。

 

確かにお肉を食べなければ、ベジタリアンですが、ただそれだけでは、健康的なベジタリアンとは呼べません。

お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。

それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。

 

また、ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。

動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。

これだけは必ずしっかり毎日の食事に加えるようにしましょう。

 

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。

そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。

ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり

その結果若さにもつながることにもなります。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

ごぼうのアク抜きはほどほどに

ごぼうのアク抜きはほどほどに

 

免疫力アップにオススメの食材《ごぼう

 

独特の食感で日本人になじみ深い根菜のごぼう

アクを抜いてから使わないと料理が黒くなってえぐみが出てしまうが、この黒い成分こそがタンニンやクロロゲン酸という大事なファイトケミカルである。

また、ごぼうは水溶性食物繊維のイヌリンも豊富で、これらの成分は皮の部分にとくに多く含まれている。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・抗酸化作用のあるタンニンやクロロゲン酸を含む

・これらは皮に多く含まれ、アクの元となっている

・皮を剥かずアクも抜き切らないのが免疫力の点では理想的

 

ごぼうは皮の部分に大事な成分が多いため、皮を完全に剥いてしまってはもったいない。

包丁の背で表面を軽くこそげとるくらいがオススメです。

 

また、ごぼうはアクが強いため水にさらしてアク抜きをするのが一般的ですが、このときタンニンやクロロゲン酸、イヌリンといった大事な成分も流れ出てしまいます

アク抜きは軽く水ですすぐ程度にし、ほどほどで済ませましょう

 

なお、ごぼうは調理前に電子レンジで軽く加熱(500Wで40秒くらい)しておくと、抗酸化作用がより強くなって免疫力アップが期待できます。

 

 

レンコンは毎日食べる

 

免疫力アップにオススメの食材《レンコン》

 

レンコンはハスの地下茎にあたる部分で、タンニンやクロロゲン酸が豊富な根菜である。

ごぼうと同様にきんぴらや煮物などの具材として親しまれているが、そのほかにもパウダー状にして振りかけたり、すりおろしてハンバーグにしたりと、調理方法のバリエーションに富む。

またビタミンCも豊富である。

 

◆免疫力アップのポイント

 

ごぼうと同様にタンニンやクロロゲン酸が豊富

・これらは花粉症などのアレルギー症状を抑える

・毎日こつこつ食べ続けて体質改善

 

アレルギー症状のひとつである花粉症は、免疫機能が花粉に反応して過剰に抗体を作ってしまうのが原因

レンコンに含まれるタンニンやクロロゲン酸は、こうした抗体の産生を抑え、花粉症を和らげる効果があります

 

とはいえ、薬と違って即効性があるわけではないので、毎日こつこつと気長に食べ続けるのが大事。

1日に食べる量は25~30g程度でかまいません。

3ヶ月も続けるとだいぶ体質が改善されるといわれます。

 

なお、これらの成分は皮やその近くに多く含まれるため、できるだけ皮を剥かず水洗いをする程度に留めるのが理想的です。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12

玉ねぎは刻んで15分放置

玉ねぎは刻んで15分放置

 

免疫力アップにオススメの食材《玉ねぎ、ねぎ》

 

玉ねぎやネギの辛味は、ファイトケミカルのアリシンによるもの。

このアリシンは切ったり刻んだりしたときに発生し、抗酸化作用や抗がんなどの効果を発揮する。

またねぎは白い部分と緑の部分で栄養が異なり、白い部分には抗菌効果のあるネギオールが、緑の部分にはβカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・切って細胞をつぶすとファイトケミカルのアリシンが発生

・アリシンは加熱に弱いが15分置いておくとそれを防げる

・白ねぎには抗菌効果のネギオールも

 

玉ねぎやねぎもニンニクと同じくアイリンからアリシンを生む食品。

このアリシンは加熱すると壊れてしまいますが、切って15分ほど置いてから調理するとそれを防ぐことができます。

 

またアリシンは玉ねぎやねぎを水にさらしておくと抜け出てしまいますので、辛味を低減させたい場合は空気中に15分ほど置いておくのがオススメです。

 

ちなみにアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける働きもあります

ビタミンB1はエネルギー生成に欠かせない栄養素

ビタミンB1たっぷりの豚肉は、玉ねぎやねぎといっしょに食べるのがいいということです

 

 

ピーマンはいろいろな色のものを食べる

 

免疫力アップにオススメの食材《ピーマン》

 

ピーマンには緑や赤、黄色などいろいろな色のものがあるが、いずれも同一の品種。

緑色は成熟するまえに収穫したもの、赤や黄色は成熟して色付いてから収穫したものだ。

色付くにつれて栄養もだんだん増えていくが、緑色のピーマンでも十分に栄養は豊富である。

 

◆免疫力アップのポイント

 

・βカロテンやビタミンが豊富

・これらはピーマンの色によって含有量が違う

・食べ慣れた緑だけでなく赤や黄色のピーマンも食べよう

 

ピーマンはファイトケミカルのβカロテンやNK細胞を活性化させるビタミンCを豊富に含む野菜です。

ただ、色によって栄養の量は違い、赤ピーマンはβカロテンとビタミンCが多く、黄色ピーマンはαカロテンとビタミンCを多く含んでいます

 

緑ピーマンは赤や黄色に比べて栄養は劣りますが、それでも十分な量の栄養があり、なにより安価なのが大きな長所。

普段は緑ピーマンを食べ、たまに赤や黄色も取り入れると、効率的に栄養をとれるでしょう。

 

なお、βカロテンは脂溶性なので、油といっしょにとると吸収が良くなります。

「免疫力の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12